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【カルティエ】ルール コンヴォワテ(マチルド・ローラン)

カルティエ
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ルール コンヴォワテ

原名:L’Heure Convoiteé II
種類:オード・パルファム
ブランド:カルティエ
調香師:マチルド・ローラン
発表年:2011年
対象性別:女性
価格:75ml /39,435円
公式ホームページ:カルティエ

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13まで数字が存在する〝香りの時計盤〟の『2』の香り

2009年のマチルド・ローラン様 ©Cartier

2011年発売当時のボトル・デザイン ©Cartier

カーネーションの香りを通して、官能的で、触れそうで触れなくて、絶えず心に刺激を与えてくれる〝肉体に宿る天使と悪魔〟を伝えようと思いました。

2011年発売当時マチルドがこの香りにあてた言葉。

ハイジュエリー・ブランド、カルティエが、2009年からスタートしたブランド初のラグジュアリー・コレクション「レ ズール ドゥ パルファン〝香水の時間〟」は、通常の12までではなく、13まで数字が存在する〝香りの時計盤〟です。

13の親密な香りを表現する13の時間。それはかつて経験したことがある感情への道しるべのように全感覚に広がる〝香りのアート〟のコレクションとして、2011年に9番目に発売されたのが「ルール コンヴォワテ」です。

〝ルール コンヴォワテ=待望の時間〟は、数字の〝2〟が振り当てられている香りです。『Déshabillez-Moi(私を脱がせて)』という大胆なテーマで生み出されたこの香りは、カルティエの専属調香師マチルド・ローランにより調香されました。

この香りは、マチルドが〝男性的なカーネーションを創作したい〟と考えたことから生み出されました。
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罪作りなストロベリーとカーネーションの〝禁じられた恋〟の香り

ジュリエット・グレコが歌いミレーヌ・ファルメールが見事にカバーした『Déshabillez-Moi(私を脱がせて)』の〝Undress me, but not too soon, not too fast, learn to covet me, captivate me!〟(脱がせて、でもゆっくりと、急がないで、私のことが欲しくなるように、私を魅了して!)の一節をイメージして生み出されたのがこの香りです。

赤に赤が混じり合う、カーネーションとストロベリーという非常に珍しい組み合わせが生み出す〝官能と誘惑の時間〟。それはパウダリーなリップスティックのようなアイリスとカーネーションが静かに素肌に引き伸ばされていくようにしてはじまります。

ふと指先が触れ合い伝わる、揺れる想いに、ジューシーなストロベリーが彷徨い込んできます。「友達でいましょう」と誓い合った二つの心に、フレッシュでほろ苦い禁断の恋の予感に満たされていくようです。

すでに動き出したハートを止めることはできません。うっとりするほど美しいアイリスに包まれたカーネーションと生き生きと弾けるストロベリーの一目惚れの瞬間に、素肌が立ち会うように香りは広がってゆきます。

そして、ローズとジャスミンが祝福するような甘やかさを添えてゆき、カーネーションとストロベリーは、ゆっくりと罪深くも燃え上がりひとまとめになるのです。さらにクレームドマロンのシロップに酔わされ、罪の意識は失われていくのです。

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香水データ

香水名:ルール コンヴォワテ
原名:L’Heure Convoiteé II
種類:オード・パルファム
ブランド:カルティエ
調香師:マチルド・ローラン
発表年:2011年
対象性別:女性
価格:75ml /39,435円
公式ホームページ:カルティエ


シングルノート:カーネーション、ストロベリー、クローブ、パウダリーノート、アイリス