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ブルガリ

【ブルガリ】ブルガリ マン エクストレーム(アルベルト・モリヤス)

ブルガリ
©BVLGARI
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ブルガリ マン エクストレーム

【特別監修】カイエデモードが崇拝するフレグランス・スペシャリスト様

原名:Bvlgari Man Extreme
種類:オード・パルファム
ブランド:ブルガリ
調香師:アルベルト・モリヤス
発表年:2013年
対象性別:男性
価格:30ml/7,810円、60ml/10,120円、100ml/13,640円

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男のためのブルガリの香りの宝石・究極ヴァージョン

©BVLGARI

この香りが誕生する前にブルガリは、「ブルガリ プールオム」(1995)「ブルガリ ブルー プールオム」(2001)「アクア プールオム」(2005)といったメンズ・フレグランスを発売してきました。

そして、その集大成として、2010年に〝ラグジュアリー・ジュエリー・ブランドに相応しい真のブルガリのメンズ・フレグランス〟「ブルガリ マン」が生み出されました。そのエクストリーム・ヴァージョンとして2013年に発売されたのが「ブルガリ マン エクストレーム」です。オリジナルと同じくアルベルト・モリヤスによって調香されました。

「ブルガリ マン」が体現していたリラックスモードな大人の男性が、スーツを着て〝ONモード〟になった時の香りです。颯爽と歩くスマートな男性がそこにいます。誰からも頼られるような包容力もありながら頭脳明晰なリーダー的素養を持つ男性です。

オリジナルに登場するフレッシュなベルガモットがやわらかく弾ける中、グレープフルーツが、カクタス・ジュースの水流の上を流れてくるようにやって来ます。〝ONモード〟で朝出かける時のシャキッとするような目が覚めるようなシャープな香りです。

すぐに完熟状態のふたつのシトラスがぶつかり合い、弾けた瞬間、カルダモンのスパイスが爆発し、酸いも甘いも併せ持つシャープな〝男のためのブルガリの香りの宝石・究極ヴァージョン〟ははじまります。それはまるで、仕事中に見せる男性の冷静沈着で鋭い眼差しを感じさせます。

爽やかにピリリとしたカクタス・ジュースの余韻にフレッシュなベチバーが加わりながら、ソーピィーかつメタリックなホワイトフリージアが花を咲かせます。クリーミーなアンバーが加わり、甘くエネルギッシュな男の色気を呼び覚ましてゆきます。

やがて、ベンゾインがカルダモンと溶け込み、仕事後にネクタイを外す時のようにリラックス感のある落ち着いたスパイシーウッディな大人の男性のエレガンスを演出してくれます。

キャンペーン・モデルにエリック・バナが起用されました。ローマ文明博物館で撮影されたキャンペーン・フィルムは、『ゴモラ』(2008)のマッテオ・ガローネによるものです。写真撮影は、ピーター・リンドバーグが担当しました。

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ルイ・ヴィトンの「メテオール」との比較

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©LOUIS VUITTON

ルイ・ヴィトンの「メテオール」と比較すると意外性がありとても面白いです。ベースはどちらもベチバーであり、軽やかなスモーキーさがあり、どれだけ爽やかであっても、芯があって温もりを感じさせる人柄を思わせます。

「メテオール」はその名の通り、彗星のごとく、街中をダークグレーのスーツ姿で歩いているだけで思わず目を奪われてしまうような颯爽とした印象を与える〝キング・オブ・クール〟な香りです。クールでありながら、温かさや穏やかさも感じさせる香りです。

「ブルガリ マン エクストレーム」は、カルダモンが抜けるような爽やかさや知的でクールな印象を与えてくれます。

一方、「メテオール」は、ジャック・キャヴァリエが、30年間柑橘を研究した成果ともいえるマンダリンやネロリ、ベルガモットのシトラス三重奏からはじまり、そこにシャープでエレガントを身に纏うように三種類のペッパー(レユニオン島産のブラックペッパー、四川産の華北山椒、ピンクペッパー)の香りが折り重なり合います。

「マン エクストレーム」の方が少しベースは温かく、さらなる包容力を感じさせ、ベンゾインやバルサウッドも使われているため、綺麗に香りのピラミッドで変化していくことを全身で実感できます。

二つの香りの延長線上には、シャネルの「アリュール オム スポーツ」があり、その隣にディオールの「ディオール オム スポーツ」が佇んでいるのです。

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香水データ

香水名:ブルガリ マン エクストレーム
原名:Bvlgari Man Extreme
種類:オード・パルファム
ブランド:ブルガリ
調香師:アルベルト・モリヤス
発表年:2013年
対象性別:男性
価格:30ml/7,810円、60ml/10,120円、100ml/13,640円


トップノート:ピンク・グレープフルーツ、カラブリアン・ベルガモット、カクタス・ジュース
ミドルノート:フリージア、グアテマラ産カルダモン、アンバー
ラストノート: ハイチアン・ベチバー、バルサウッド、ベンゾイン