オードリー・ヘプバーンのすべて【1955】第五編(全五編)(3ページ)
All About Audrey Hepburn
オードリー・ヘプバーン出演作一覧
オードリー・ヘプバーン出演作一覧の続き
オードリー・ヘプバーン史上最高のファッション・フォトのひとつ
オードリー・ルック<1955年>33 サマードレス
- ホワイトコットンドレス、ジバンシィ
- ローマ風サンダル
『戦争と平和』撮影時に滞在していたイタリア・ローマ郊外のアルバーノの農家において、ミルトン・H・グリーンによるアメリカの『Look』誌のための撮影が8月8日に行われました。その時の洗いざらしのコットンドレス姿のオードリーが、とても魅力的です。
ネックラインの緩やかなVラインと絞られたウエストラインにバルーンシルエットのスカートの絶妙なバランスが、オードリーにリラックス感を生み出しています。
ジバンシィのイエロードレス
オードリー・ルック<1955年>34 イエロードレス
- イエローサテンのロングイブニングドレス、パネルスカート、ジバンシィ
- イエローサテンのローヒールパンプス
- 白のロンググローブ
女学生のようなオードリー・ヘプバーン
オードリー・ルック<1955年>35 タータンチェックシャツ
- 赤のタータンチェックコットンシャツ、イーディス・ヘッド
- グレーのサーキュラースカートとパニエ
- 赤のタイツ
- 黒のバレエシューズ
『麗しのサブリナ』(1954)の中で着ていたカシュクール・シャツを、オードリーのリクエストに応えてイーディス・ヘッドはいくつか色と柄違いのバージョンを製作しました。そのうちのひとつがこの赤色のタータンチェックシャツです。
『戦争と平和』の撮影中の1955年10月に撮影されたこの写真のオードリーは、ポニーテール姿が女学生のように若々しく、まさに、次の作品『昼下りの情事』のアリアーヌを予感させるムードに包まれています。