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オードリー・ヘプバーンのすべて【1953】前編|ローマの休日・プレミアナイト

オードリー・ヘプバーン
オードリー・ヘプバーン
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凱旋帰国パーティのオードリー







オードリー・ルック<1953年>3 ブラックドレス
  • リリアンのブラックドレス、腕から胸にかけて葉模様の刺繍入り
  • 白のショートグローブ

オードリーが当時愛用していたイヤリング。

彼女の大きな口、モンゴリアン風の顔立ち、厚化粧をした目、ココナッツのような髪型、マニキュアをしていない長い爪、すばらしくしなやかな身体、長い首・・・彼女はおびただしい褒め言葉を割引きして聞き、しかも慢心することなく感謝しているように見える・・・・なんの予備知識もなしにずばり基本的な理解に達して、人々と友達になる能力をそなえていた。

セシル・ビートン

ロンドン凱旋帰国を果たした5月21日の夜に、ロンドンの最高級ホテル・クラリッジス・ホテルにて、盛大な歓迎パーティが開かれました。

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オードリーのリトルブラックドレス



オードリー・ルック<1953年>4 ハイネック・ブラックドレス
  • ブラックのハイネック・キーホールドレス
  • 白のショートグローブ
  • 黒のハイヒールパンプス

サンデー・ピクトリアル紙(1963年よりサンデー・ミラー紙に改名)のために1953年5月に撮影されました。オードリー・ヘプバーンの優雅さの証明として、このフォトセットは、とても重要な意味を持ちます。

24歳になったばかりの女性が、リチャード・アヴェドンに撮影されたわけでもなく、ただ無名のフォトグラファーに撮影された写真であっても、ここまでのエレガンスを示すことが出来るその意味は何か?それは彼女自身の外見以上に、その姿勢の美しさ(更には、生きる姿勢の美しさ)によるものが大きいのです。

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サブリナパンツへの序曲



オードリー・ルック<1953年>5 パンツルック
  • ブラックニットとトラウザー
  • スカーフ
  • サンダル

同じくサンデー・ピクトリアル紙(1963年よりサンデー・ミラー紙に改名)のために1953年5月に撮影されたフォトセットです。ファッション史に、アンドロギュヌス旋風を巻き起こすことになるサブリナパンツ・ルックの序曲のようなスタイルです。