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カイエデモード香水図鑑を応援する|2025年5月30日~6月1日終日

2025年夏に9年目を迎えるカイエデモード香水図鑑。このたび聖地調査が完了し、5月より東京・横浜・名古屋・大阪・京都・神戸の約100か所の『香水超聖地ガイド』の更新を行っております(6月中に完成予定)。さらに、4月末より、これからの日本の香水業界を動かしていく25人のキーパーソンのインタビュー記事『フレグランス・アイコン・インタビューズ』を公開させて頂いております。

この大いなる活動にあたり、2025年5月30日~6月1日終日にあたりご寄付を募らせて頂きます(エックスのDMが半日不調であったため1日延期させて頂きます)

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【セルジュ ルタンス】ルパルティシップパセ(過去分詞)(クリストファー・シェルドレイク)

セルジュ・ルタンス
©資生堂
セルジュ・ルタンス
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ルパルティシップパセ(過去分詞)

原名:Le Participe Passé
種類:オード・パルファム
ブランド:セルジュ・ルタンス
調香師:クリストファー・シェルドレイク
発表年:2018年
対象性別:ユニセックス
価格:50ml/22,000円、100ml/32,560円
公式ホームページ:セルジュ・ルタンス

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もはやルタンスは過去の存在なのでしょうか?

©Serge Lutens

[過去分詞]

現像液に浸されるまで、白い紙は無言だった。溶液がかすかに震えるパットの底に沈められると、ゆっくりと画像が浮かびあがってくる。
過去の瞬間が現在に押し寄せる時、そこにはさまざまな香りが伴う。私が捉えるのは、最も強く過去を呼び起こす香りだ。

公式ホームページより

セルジュ・ルタンスの「コレクションノワール」より、2018年9月21日に発売されたオリエンタルの香りです。その名も「過去分詞」です。

そして、その名の如く、かつて皆様が愛したセルジュ・ルタンスの香りとも言えます。

エジプト産のアラビアバルサムとキャラメルが絡み合う黒砂糖のような甘さのベースに、アルテミシア(ヨモギ)とベルガモットの香りが絡み合うかなり癖のあるトップノートからはじまります。

やがて登場するクミンとイモーテルが温かくも甘いバルサムに、ひんやりとした冬の森林の息吹を与えてくれるのです。とても不思議な香りです。だからこそルタンスらしいのです。その名も「ルタンスの過去分詞」なのです。

クリストファー・シェルドレイクにより調香されました。

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香水データ

香水名:ルパルティシップパセ(過去分詞)
原名:Le Participe Passé
種類:オード・パルファム
ブランド:セルジュ・ルタンス
調香師:クリストファー・シェルドレイク
発表年:2018年
対象性別:ユニセックス
価格:50ml/22,000円、100ml/32,560円
公式ホームページ:セルジュ・ルタンス


トップノート:アルテミシア、ベルガモット
ミドルノート:ペッパー、ドライフルーツ
ラストノート:エジプト産バルサム、樹脂、キャラメル、クミン、イモーテル(カレープラント)、レザー、パチョリ