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カイエデモード香水図鑑を応援する|2025年5月30日~6月1日終日

2025年夏に9年目を迎えるカイエデモード香水図鑑。このたび聖地調査が完了し、5月より東京・横浜・名古屋・大阪・京都・神戸の約100か所の『香水超聖地ガイド』の更新を行っております(6月中に完成予定)。さらに、4月末より、これからの日本の香水業界を動かしていく25人のキーパーソンのインタビュー記事『フレグランス・アイコン・インタビューズ』を公開させて頂いております。

この大いなる活動にあたり、2025年5月30日~6月1日終日にあたりご寄付を募らせて頂きます(エックスのDMが半日不調であったため1日延期させて頂きます)

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辻村ジュサブロー

深作欣二

『魔界転生』Vol.3|沢田研二と千葉真一と若山富三郎

『復活の日』(1980)に続く角川春樹プロデュース作品である『魔界転生』は、当初、後に『極道の妻たち』を撮ることになる五社英雄が監督する予定でした。しかし、銃刀法違反で捕まり、テレビ・映画界から追放され、松田優作で『海燕ジョーの奇跡』を撮る話が流れた深作欣二が監督することになりました。
深作欣二

『魔界転生』Vol.2|佳那晃子様の「ごろうじませ、忠興様」

この作品においてとても重要な役割を果たした人。それは人形作家(人形浄瑠璃師)である辻村ジュサブロー(1933-2023)の衣装でした。この方の参加なくして山田風太郎の世界観の映像化は成しえなかったでしょう。
深作欣二

『魔界転生』Vol.1|細川ガラシャ=佳那晃子と魔界に堕ちたい

1981年に公開された深作欣二監督の『魔界転生』において、特に印象的なのは、佳那晃子様の日本女性が持つ情念を一身に背負うような、妖しくも哀しい和美人=ガラシャ夫人の歴史的名演でした。それは『乱』の原田美枝子に相通ずるものがあります。
深作欣二

『里見八犬伝』Vol.3|京本政樹と志穂美悦子、そして夏木マリ

本作は、「魔界転生」(1981)の時のように衣裳アドバイザーとして辻村ジュサブローに師事を仰いだわけではありません。しかし、衣装を担当した東映京都の森護は、「魔界転生」とジュサブローの人形劇「新八犬伝」(1973-75)を参考にして、和服の持つ魑魅魍魎性を追求した着物を作り上げました。
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