セクションドール
Section D’Or 2018年11月21日に、GINZA SIXのすぐ裏手にある銀座清月堂ビルの地下一階に、セルジュ・ルタンスの日本初の旗艦店がオープンしました(2021年5月31日に閉店)。そして同時に、2014年より発売されていたブランドの最高級ラインである『セクションドール』が日本初上陸しました。
当初日本では、セルジュ・ルタンス銀座と資生堂 ザ ストアの二店舗でのみ発売されていました。その名の意味はフランス語で、「黄金比率」です。すべての香りは、クリストファー・シェルドレイクにより調香されました。
セルジュ・ルタンスが彼自身のために作った香りと銘打たれているこのコレクションは、2014年からはじまり、全8種類発売されました。

©資生堂
黄金のセルジュ・ルタンス

©Serge Lutens

©Serge Lutens
『セクションドール』は、ブランド史上最も格式高いコレクションです。そのため素材選びにおいても、最高品質のものだけを使用し、一切の妥協を許さないセルジュ・ルタンスの芸術の頂点と言えます。
一方で、「死刑執行人」や「火吹き」や「食人族」といった壮絶なるそれぞれの香りのネーミングを見ていると、間違いなくこれらの香りは、セルジュ・ルタンスのフレグランスの世界に対する終活コレクション(最後に到達した道)であることが理解できます。
だからこそ、このコレクションは、正確に言うと、セルジュ・ルタンスの最高級コレクションではなく、セルジュのプライベートブレンド・コレクションなのです。
ボトルデザインは、昨今のラグジュアリー・ホテルの調度品のような豪華絢爛さに満ち溢れています。日本人がクリエイションしているだけあり、繊細で素晴らしいデザインです(金箔のようなゴールドと、オニキスのようなブラック・ボトル)。
しかし2022年に『セクションドール』は廃盤となり、その後、2025年に『ロワイヨームデリュミエール/光の王国』という名の新たなる最高級コレクションがローンチされ「クラシューズドゥフラム」と「シディベルアッベス」は、再登場することになりました。
どうせなら、最後のセクション・ドール(第九)として、このボトル・デザインで「ノンブル ノワール」を発売してほしかったです。
『セクション ドール』全8作
2014年
2015年

カニバル

クラシューズドゥフラム

シディベルアッベス

ラレンデディユ

ルナーコンストリクター



