パロルドー|単なる〝水の香り〟ではなく、極めて上質な〝天然水の香り〟

セルジュ・ルタンス
セルジュ・ルタンス
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パロルドー

原名:Parole d’Eau
種類:オード・パルファム
ブランド:セルジュ・ルタンス
調香師:クリストファー・シェルドレイク
発表年:2022年
対象性別:ユニセックス
価格:100ml/20,350円
公式ホームページ:セルジュ・ルタンス

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単なる〝水の香り〟ではなく、極めて上質な〝天然水の香り〟

©Serge Lutens

©Serge Lutens

[水の言葉]
水は香りをもたない。
そんな定説に終止符を打つ、独創的でモダンな、深淵の水。
ピュアで植物的、ミネラル感に全身を浸す感覚。

日本のセルジュ・ルタンス公式サイトより

マタンルタンスのコレクションを通して、静寂のひとときを。原点に立ち返り、本質と再びつながる。

「定義上は無色無臭であるが、〝水〟は深みのある控えめな香りを秘めている…」

〝無臭の水〟という神話を覆す、独創的でモダンな香りの調合。真の深海への回帰を体現するフレグランス。純粋な水への没入。

海外のセルジュ・ルタンス公式サイトより

2010年2月(日本発売は同年4月から)に、セルジュ・ルタンスのラインナップの中で最も安いエントリー・プライスのコレクションとして「ルタンスの水(ロー)」コレクションの展開が開始されました。このコレクションのコンセプトは、過剰な香水の匂いに満ち溢れたこの世界に対する反乱という〝アンチ・パフューム〟でした。

この中で中心的な立ち位置を占めているのが、同年発売された「ローセルジュルタンス」(セルジュ・ルタンスの水)でした。2022年よりこのコレクションはリニューアルされ、「マタンルタンス」コレクションとなりました。

そして同時に二本の新作が発売されました。そのうちのひとつ「パロルドー」は、クリストファー・シェルドレイクにより調香されました。その名の意味は邦題と同じくフランス語で〝水の言葉〟です。

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高級ホテルのスパの後で〝素肌で飲むジン・トニック〟

©Serge Lutens

もし伏見の御香水や龍泉洞地底湖の水のような極上の天然水に、薬草風の香りづけをしたらという妄想を膨らませるほど〝清く正しく美しい水〟の香りは、素肌の上で静かにはじける(ライムのような)レモンの雫からはじまります。

すぐにグリーンに輝く(甘くミンティな)ユーカリの香りが素肌の上で、レモンの雫と溶け合い、素肌を磨き上げるように引き延ばされてゆきます。さらにフレッシュなシベリアマツの葉も加わり、ムスクがすべてをひとまとめにし、春の小川をさらさらと流れていく穏やかな水の清々しさが、素肌を透かして心に届いていくように広がってゆきます。

恐らく、ラグジュアリー・ホテルの一室に常備されている、高級天然水とセットで置かれていても説得力のある〝水の香り〟ではなく〝天然水の香り〟です。もしくは高級ホテルのスパの後で〝素肌で飲むジン・トニック〟のようです。

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香水データ

香水名:パロルドー
原名:Parole d’Eau
種類:オード・パルファム
ブランド:セルジュ・ルタンス
調香師:クリストファー・シェルドレイク
発表年:2022年
対象性別:ユニセックス
価格:100ml/20,350円
公式ホームページ:セルジュ・ルタンス


シングルノート:シベリアマツの葉、レモンゼスト、ユーカリの葉