ピンコのラップドレス
仮名子・ルック3
- ピンコ(PINKO)のフローラル柄ラップドレス
- コメックスのブラックハイヒールサンダル
- サンローランのパテントブラックのヴィキ
- ヒロタカの一粒ダイヤモンドリング
- セシル・エ・ジャンヌのプリュムゴールドピアス、24金コーティング
ピエトロ・ネグラと妻のクリスティーナ・ルビーニが1986年にイタリアのフィレンツェで創業したファッションブランド「ピンコ」のラップドレスを見事に着こなしている石原さとみちゃん。
しかし、この衣装に関しては、映像のトリックによる成果とも言えます。ラップドレスというものは、ある程度の身長が要求される衣装であり、低身長の女性が着ると、生地に巻きつけられてる感がよく出てしまうものなのです。
だからこそ、腰から上のカメラワークを多用することによって補正しているわけなのですが、彼女ほどの逸材がファッション・アイコンと呼ばれる存在になっていくためには、低身長のコンプレックスを隠すのではなく、それを生かしたスタイリングで勝負していかなければなりません。
ファッション・モデルとファッション・アイコンの明確なる違いは、ファッションを通じて〝生命力〟を示すことが出来るかどうかです。インスタなどのSNSでファッションの魅力を伝える人々が、ファッション・モデルの役割を果たしている人々であり、ファッション・アイコンになり得ない点は、そのファッションの瞬間的な魅力を伝えることは出来るのですが、普遍性を生み出すことが出来ないからなのです。
それが出来る人々のことをファッション・アイコンと呼ぶのです。
ただし、1990年にフランスのパリ・マレ地区で創業されたコスチューム・ジュエリー・ブランド「セシル・エ・ジャンヌ」(デザイナー・ジャンヌの名と母親・セシルの名にちなんで付けられた)の出刃包丁のようでありながら、不思議なエレガンスを保つゴールドイヤリングのチョイスは実に素晴らしいです。
回想シーンで一瞬だけ登場する贅沢なファッションアイテム①
ドルチェ&ガッバーナにおいて、2018年AWコレクションよりデビューしたディヴォ―ション・バッグが一瞬現れます。イヤリングはヴァンドーム青山のラペール・イヤリングです。
回想シーンで一瞬だけ登場する贅沢なファッションアイテム②
ヒューゴ・ボスのピンクのストライプ・タイネックブラウスとDITA(ディータ)のSHOWGOER アジアンフィット。
回想シーンで一瞬だけ登場する贅沢なファッションアイテム③
イタリアのファッション・ブランド「オットダム」の白のレースブラウスに、ヴァンドーム青山のスー ル シエル・イヤリング。
回想シーンで一瞬だけ登場する贅沢なファッションアイテム④
石原さとみちゃんが志尊淳にシャンプーされているシーンで着用しているのがアリス アンド オリビアのリバーシブル・ラップトップスなのですが、そのシーンではこの衣装はカットクロスに隠されてまったく見えません。