ローズ ゴルデア
原名:Rose Goldea
種類:オード・パルファム
ブランド:ブルガリ
調香師:アルベルト・モリヤス
発表年:2016年
対象性別:女性
価格:50ml/19,118円
販売代理店ホームページ:KAWABE
クレオパトラが購入したくなる香り
アルベルト・モリヤスはフェミニニティの王様。女性美を表現したいときはいつも彼と仕事をします。女性に対する理解度が深いのよ。
ヴァレリア・マニーニ(ブルガリの香水部門のクリエイティブ・ディレクター)
ゴルデアを発売し大成功を収め自信を深めたブルガリの香水部門のクリエイティブ・ディレクター、ヴァレリア・マニーニは、いよいよ念願のテーマを香りに投影しようと考えていました。
そのテーマとは、ブルガリにとって最も縁の深いクレオパトラというテーマです(=セルペンティ。そして、エリザベス・テイラー)。
「ゴルデア」シリーズ第二弾の香り「ローズ ゴルデア」は、究極の女性らしさへのオマージュとして、クレオパトラが購入したくなる香りをコンセプトに、希少価値の高い「バラの女王」ダマスク・ローズとエジプト産ジャスミンをブレンドして作り上げました。
ダマスク・ローズの中でも最も香りが良いと言われるブルガリア産を使用しています。ダマスク・ローズは5月下旬から僅か20日間しか咲かないローズです。
フローラル・ローズ・ムスクの香りは、アルベルト・モリヤスにより調香されました。
キャンペーン・モデルは、前作に引き続きブラジル出身のスーパーモデル・イゼベリ・フォンタナ(1983-)が起用されました。撮影はマート・アラス&マーカス・ピゴットによるものです。
もちろんこちらのボトルにも、ブルガリを象徴する蛇をモチーフにしたジュエリー・セルペンティのデザインがあしらわれています。
全ての香料が、クレオパトラに結びつく香り
クレオパトラが愛した香料だけで生み出されたこの香りは、クレオパトラのような、美に対する自信を与えてくれる香りです。
まず最初に以下の情景のような香りに包まれます。それは奴隷たちがバラの花びらを撒くベッドルームで、クレオパトラは横たわりながらザクロを頬張るという情景です。最初から彼女が愛したムスク=麝香の匂いが充満しています。
そして、香りは次の情景へと移行します。ローズ風呂に浸かるクレオパトラです。ジャスミンとピオニーとピーチが、上質なダマスク・ローズを連想させる輝きを与えています。
ラストは、全裸で全身マッサージを受けるクレオパトラの情景です。そこには、ムスクの匂いに重ね合わせるように、サンダルウッドとオリバナムが焚かれオリエンタルな空気が充満しています。
クレオパトラの愛したローズは、色々な香りが混ざり合った優しいローズの香りだと言われています。それは、庭園のローズの香りを愛したマリー・アントワネットとは全く逆のローズの香りです。
クレオパトラは、王妃ではなく、女王として(緊張の日々を)生きたからこそ、本当に心癒される香りを求めたのでしょう。
香水データ
香水名:ローズ ゴルデア
原名:Rose Goldea
種類:オード・パルファム
ブランド:ブルガリ
調香師:アルベルト・モリヤス
発表年:2016年
対象性別:女性
価格:50ml/19,118円
販売代理店ホームページ:KAWABE
トップノート:ザクロ、ムスク、ローズ、ベルガモット
ミドルノート:ダマスクローズ、エジプト産ジャスミン、ピオニー、ピーチ
ラストノート:ムスク、オリバナム、サンダルウッド、バニラ