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マリリン・モンロー5 『ショウほど素敵な商売はない』1(3ページ)

マリリン・モンロー
マリリン・モンロー
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水色のドレスを着たマリリン。

男に決してNOと言わせない女=マリリン・モンロー。

ドレスの背中のラインが大胆です。

ワードローブ・テスト。

マリリン・モンロー・ルック3  スカイブルー・ドレス
  • スカイブルー・ドレス、オープンショルダー、袖にリボン、背中がオープンされた襟のデザイン
  • オープントウ・セパレート・パンプス
  • トライアングル・イヤリング
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ヴィクトリアズ・シークレットの原型。

圧倒的な存在感を誇るヒート・ウェイヴ・ドレス。

幻想的なセットの中で繰り広げられる一大ショー。

本作には、1961年に『ウエストサイド物語』でアカデミー助演男優賞を受賞することになるジョージ・チャキリスがバック・ダンサーとして出演しています。

出演者一同の写真。左上に、バック・ダンサー時代のジョージ・チャキリスが見えます。

スカートのフローラルプリントがとても大胆で魅力的です。

ワードローブ・テスト。

展示されたオリジナル・コスチュームの写真。

トラヴィーラによるデザイン画。

マリリン・モンロー・ルック4  フラメンコ・スタイル
  • フラメンコにインスパイアされたフレア・ロングスカート。白黒のパームツリー柄のスカート、ウォーターフォール・スタイルのスリット、ショッキングピンクのスカートの裏地
  • 黒のワイドなウエストバンドと黒の細ベルト
  • 黒のバンドゥブラ
  • トロピカルな果実のヘッドドレス、ブラック・ターバンに白のテンガローハット
  • 黒ハイヒールサンダル
  • ブラック・フープイヤリング
  • 黒と白のバングル

テクニカラーの熱いライトにゆらめく彼女の姿が見えた。スターと呼ばれるひとたちには数え切れないほど会っていたし、何人ものスターと知り合いでもあったけれど、マリリンはまったく別の存在だった。光の輪に囲まれ燃える炎のように輝いていた。彼女の横に立つまではそれはライトのせいだと思っていたが、近寄っても彼女は彼女自身で輝きつづけていた。たまらなくセクシーなのに、とても無邪気に思えた。なぜそんなふうにできるのか、不思議だった。

スーザン・ストラスバーグ



マリリンのヒート・ウェイヴの衣装は、1943年の映画『バスビー・バークリーの 集まれ!仲間たち』の中で着用したフルーツ・ハットというトレンドを生み出したカルメン・ミランダ(1909-1955)のファッションにすごく似ています。それはウィリアム・トラヴィーラがスペイン旅行したときにフラメンコ・スタイルにインスパイアされたものでした。トラヴィーラは、生涯、スペインを特別に愛し、1971年に一時引退したときは、移住したほどでした。

一方、当時のマリリンの夫ディマジオは、全体的に本作のマリリンの衣装を〝露出度が高く、下品だと〟嫌っていたのですが、特にこの衣装に対する嫌悪感は高く、マリリンとの喧嘩の原因にもなったのでした。