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ジョー・マローン・ロンドンのフレグランス販売について【全国フレグランス×香水聖地ガイド】

全国フレグランス聖地ガイド
©Jo Malone London
全国フレグランス聖地ガイド
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ジョー・マローン・ロンドンのフレグランス販売について

ジョー・マローン・ロンドンの販売員の皆様は、とても勉強熱心な方々が多いと言えます。接客だけではなく、包装・在庫管理等の仕事など、かなり忙しいにも関わらず、とても熱心な接客(フレグランス愛が感じられる接客)を皆様心がけておられます。
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JMLの販売員の皆様には全面降伏します!

エスティ・ローダー・グループにおいてジョー・マローン・ロンドンは、最も重要なフレグランス・ブランドです(傘下には、フレデリック・マルキリアン、ル ラボ等の有名ブランド)。

現在、日本各地の百貨店においても、断トツのNo.1の売り上げを上げているブランドであり、来客数もずば抜けているブランドです。ただ単にSNSや雑誌・メディア等で取り上げられているために人気があるブランドではありません。

カイエデモードにおいて、ある時期、このブランドの販売員の接客に対して、率直な苦言を呈させて頂いた時期がございました。しかし、一年半ほど前から、

  1. トレーニング不足(敏腕トレーナー達と能力の高い店長達)
  2. 販売員の能力不足(自習できるような環境を整える)

という二点が、ほぼ払拭され、ほとんどの販売員の方々が、「明日のためのわたしの香り」を探すサポートを完璧にしてくれるブランドになりました。

ただし、店舗によっては、離職率も高く、せっかくの推し販売員様が辞めてしまい、新人の方々が多い現場が増えてきているのも事実です。

ジョー・マローン・ロンドンというブランド自体の素晴らしさは、カイエデモードの聖典を読んでいただくとご理解頂けることでしょう。しかし、何よりも重要なことは、その魅力を販売員の皆様が一生懸命に日々吸収して、お客様にお伝えしようと努力しておられるところにあります。

実情を完璧には把握していませんが(かなり気になるのは、販売員様方の離職率がとても高いこと。特に今年は異常です。)、そんな素晴らしい販売員の皆様が、やりがい搾取されていないことを心から願います。

ただし、人気ブランドの宿命なのですが、お客様の層が、かなりのミーハーな層も含まれてくるため、そういった方々に対する接客を、香水愛をお持ちのお客様が見てしまうと、「なんだ薄っぺらなブランドだな」と感じてしまうので要注意です。お客様にあわせて接客姿勢は変えていかないといけないものですから。

私は、あくまでも個人的な観点からですが、特に、関東はGINZA SIX表参道ヒルズを頂点に丸の内、銀座三越、関西は京都伊勢丹京都高島屋を頂点にルクアイーレ、心斎橋大丸、神戸阪急が好きです。

一点だけ注意したいのは、香りの特性上、他のブランドの香りについては疎くても問題ないのですが(知っていれば知っているに越したことはない)、フレグランスに対する愛を感じさせる接客が出来る販売員とそうでない販売員の差があるということです。

心が死んでいるように淡々と説明されるよりは、心が躍るように説明してくれる販売姿勢が、ジョー・マローンの香りにはぴったりだと思います。

ちなみに、ここ最近では、調香師について説明してはいけないという、謎の営業方針も、形骸化しつつあります(最近ではルラボがこの方針を強制されている)。