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シャネル VS ディオール【全国フレグランス聖地ガイド】

全国フレグランス聖地ガイド
全国フレグランス聖地ガイド 香りの美学
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シャネル VS ディオール

場所 全国

シャネルとディオールのコスメカウンターにおいて、全国で共通している状況についてここに特別レポートをあげることにします。それは、現在、あらゆるコスメブランドが抱えている「フレグランス販売における闇」とも言えます。
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フレグランス愛を強く感じるのはどっち?

かつて(約10年前)はこれほどではなかったのですが、現在では、シャネルディオールもコスメカウンターが急増し、それに伴う派遣社員の増加により、BAに対して、満足なフレグランスのトレーニングは行われないようになりました。

つまりは各々のフレグランスに対する歴史や、専属調香師についてのレクチャーも表面的なものに終始し、極めてプロ意識に欠ける内容であり、新商品についてのレクチャーもフレグランスの専門家から受けることはありません。

そんな環境の中でも、全体的に、シャネルの販売員は、自社フレグランスに対する愛が強く、ディオールはそれがとても低い(もしくは全くない)傾向にあります。そして、それに反比例するように、芸能人に対するPR・イベントに予算が割かれています。

フレグランスの説明に対してディオールのBAは、ムラがあり、酷い人は、とんでもなく酷く、最低限の説明が出来る人は、各店舗に一人いるかいないかの現状です。

一方、シャネルは、基本的にほぼ全員の販売員がフレグランスに対する説明のポイントを押さえております。

少し前までは、こういった行為は、タブーだったのですが、ディオールのコスメカウンターにおいて、今では頻繁に見ることが出来る風景があります。それは、フレグランスについて分からないことがあれば、すぐに先輩のBAに駆け寄って聞きにいくという行為です。もはやプロ意識もへったくれもありません。そして、その先輩のBAから伝え聞いた説明までもが、フレグランスIQの低い内容であったりするわけです。

もちろん、あなたは「フレグランスがお好きなんですね?」などという嫌味にしか受け取れない一言を投げかけられることを覚悟しなければなりません。

トレーニングに力を入れないブランドに未来はない

セルジュ・ルタンスフレデリック・マルのようなニッチ・ブランドが登場して以来、フレグランスの販売方法は、より専門的かつ教養が求められるスペシャリストとしての素養が求められています。

そんな流れを裏付けるように、ル シヤージュ京都様のような日本にフレグランス文化を根付かせようとしている新たなる販売スタンスを採る店舗まで誕生しています。

ましてや、会社の力によってではなく、そういった空気を敏感に感じ取った大阪タカシマヤのフレデリック・マル/キリアン/ルラボの新進気鋭の男性チーフや、ルイ・ヴィトン御堂筋店のスペシャリストの女性お二方のような本来あるべきフレグランス・スペシャリストの姿を模索しておられる方々まだ現れ始めています。

そんな中、シャネルやディオールなどのコスメカウンターでついでにフレグランスを販売するやり方は時代にそぐわない様になって来ています。

だからこそ、シャネルもディオールもフレグランス専門店をオープンしているのですが、そういった店舗で働いている販売員の皆様がスペシャリストと呼ぶほどのフレグランスIQを兼ね備えていないのは、自主性の欠落とトレーニングの欠落の二つの要素によるものです。

厳しい苦言をさせてください。これからのフレグランス・スペシャリストに必要なのは以下の4つの要素です。

  1. 香料に対する知識
  2. 調香に対する知識
  3. 調香師に対する知識
  4. 他社のフレグランスに対する知識

そもそもがフレグランスに対して向き合う余裕のないコスメカウンターにフレグランスが置いてあること自体が、もう古臭いとしか言いようがありません。「え~~フレグランスですか?」という視線をあなたは感じませんか?

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