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【ラボラトリオ オルファティーボ】ベルガモット(ジャン=クロード・エレナ)

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©Laboratorio Olfattivo
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ベルガモット

原名:Bergamotto
種類:パルファムコロン
ブランド:ラボラトリオ・オルファティーボ
調香師:ジャン=クロード・エレナ
発表年:2021年
対象性別:ユニセックス
価格:100ml/24,200円
販売代理店ホームページ:NOSE SHOP

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エレナの最も愛する香り、それはベルガモットだった。

©Laboratorio Olfattivo

柑橘類の原産地は中国ですが、ベルガモットはイタリア製です。レモンとビターオレンジを交配させて作られたものです。イタリアの商人たちは、ベルガモットを中国市場に売り込み、二流の茶葉に香りをつけて、そして、イギリス市場にアールグレイとして売り込みました。

私が今まで受けてきた質問で一番多かったのは「何の香りが好きか?」という質問でした。調香師の仕事は奇術師のようなところもあるため、神秘性を生み出すために私は「特にない」と答えてきました。しかし、そろそろ私がベルガモットを愛していることを打ち明けるべきタイミングだと考えています。

ジャン=クロード・エレナ

2009年にイタリアで誕生したニッチフレグランスメゾン、ラボラトリオ・オルファティーボ(嗅覚の実験室)から2021年に発売された「ベルガモット」は、〝ヴィアッジョ・イン・イタリア(Viaggio in Italia=イタリア紀行)〟コレクションの第二弾として「リモーヌ」と共に、ジャン=クロード・エレナにより調香されました。

ラボラトリオ・オルファティーボは、そのブランド哲学が〝新しい香水の誕生は、決して市場のニーズやマーケティング調査からではなく、思い出や旅、感動の物語を語る必要性から生まれる〟であるように、フレデリック・マル、そしてエルメスの『庭園のフレグランス』から強い影響を受けているブランドです。

ジャン=クロード・エレナの〝愛の告白〟の香りです。カラブリア産のベルガモットが、彼が最も愛する香りだとはじめて打ち明けたその理由をひとつのボトルの中で示してくれます。

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新鮮なベルガモットがアールグレイとして素肌に降り注ぐ


ベルガモットが前奏曲としてでなく、玉なす肌に降り注ぎ続ける様にきらめくこの香りは、はじまりからおわりまで繊細なベルガモットの酸味に包まていく、非常に贅沢な柑橘の香りです。

実に面白い試みがこの香りにおいて行われています。それはベルガモット精油を最初に登場させず、ビターオレンジとカルダモンにより、ビターオレンジとグリーンレモンの交配を素肌の上で行うように、苦さと甘酸っぱさとハーバルさがひとつになり、ベルガモットらしきものが弾けるようにしてこの香りははじまります。

とても強い柑橘が肌の上を駆け巡る中、いよいよ新鮮なベルガモットが立ち上るように現れるのです。そして、ホワイトムスクにより、ベルガモットは円やかなアールグレイとなり、肌の上に降り注ぎ続けるのです。

うっとりするようなベルガモットシャワーを、アクアティックな要素を一切生み出さずに、フレッシュグリーンからはじまり、アロマティックティーの余韻で表現した香りです。

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香水データ

香水名:ベルガモット
原名:Bergamotto
種類:パルファムコロン
ブランド:ラボラトリオ・オルファティーボ
調香師:ジャン=クロード・エレナ
発表年:2021年
対象性別:ユニセックス
価格:100ml/24,200円
販売代理店ホームページ:NOSE SHOP


シングルノート:カラブリアン・ベルガモット、ビターオレンジ、カルダモン、ホワイトムスク