その他の現代の女優たち 『ロミオ+ジュリエット』Vol.3|クレア・デインズと天使の翼 クレア・デインズは、現在継続中のテレビシリーズ『ホームランド』でも、CIAの諜報部員を見事に演じ上げている本当に素敵な女優です。本作の素晴らしいところは、ロミオ役のレオナルド・ディカプリオのこの世のものとは思えない美しさに対して、同じような美女をジュリエット役に持ってこなかったところにあります。 2021.12.27 2025.04.01 その他の現代の女優たち
レオナルド・ディカプリオ 『ロミオ+ジュリエット』Vol.2|レオナルド・ディカプリオとプラダ ミウッチャ・プラダは、1993年にメンズラインをローンチしました。そして、1995年に、ステファノ・ピラーティをジョルジオ・アルマーニより引き抜き、メンズラインのデザインチームのヘッドに据えたのでした。このスーツは正確にはピラーティがデザインしたスーツでした。 2021.12.26 2025.04.01 レオナルド・ディカプリオ
レオナルド・ディカプリオ 『ロミオ+ジュリエット』Vol.1|レオナルド・ディカプリオとアロハシャツ 『タイタニック』前夜のレオナルド・ディカプリオが、覚醒するきっかけになったこの作品のためにはじめて映画に衣装提供することになったミウッチャ・プラダとドメニコ・ドルチェとステファノ・ガッバーナ。三人の情熱が交錯し、ファッションムービとしても超一級品に仕上がったのでした。 2021.12.25 2025.04.01 レオナルド・ディカプリオ
カトリーヌ・ドヌーヴ 【昼顔】カトリーヌ・ドヌーヴとイヴ・サンローラン 美しい若妻のセヴリーヌをカトリーヌ・ドヌーヴが体当たりで演じ、女優としての確固たる地位を確立する。イヴ・サンローランがドヌーヴの全ての衣裳のデザインを担当した。サファリルック、ミリタリールック、白襟のリトルブラックドレスといった後世のファッションシーンに大いなる影響を与え続けることになるファッション・ムービーの金字塔。 2021.12.24 2025.03.31 カトリーヌ・ドヌーヴ
カトリーヌ・ドヌーヴ 『昼顔』Vol.6|カトリーヌ・ドヌーヴはサンローランのミューズに 1966年9月26日、イヴ・サンローランがリヴ・ゴーシュに一号店をオープンしたとき、カトリーヌ・ドヌーヴは来賓として招かれました。そして、サンローランが直接、彼女のためのスタイリングをサポートしたのでした。 2021.12.23 2025.03.31 カトリーヌ・ドヌーヴ
カトリーヌ・ドヌーヴ 『昼顔』Vol.5|カトリーヌ・ドヌーヴとリトル・ブラック・ドレス スクールガールドレスは、「昼顔」コート、サファリドレス、ロジェ・ヴィヴィエのバックルパンプスに並び、本作から愛されることになったファッションのうちのひとつです。この貞淑な妻オーラ全開のLBDは、以後、ドヌーヴを象徴するドレスのひとつとして人々の記憶に残ることになります。 2021.12.22 2025.03.31 カトリーヌ・ドヌーヴ
カトリーヌ・ドヌーヴ 『昼顔』Vol.4|カトリーヌ・ドヌーヴとサファリドレス イヴ・サンローランが、サファリジャケットをモードへと昇華させたのはこの作品が公開された一年後の1968年のことでした。元々、サファリジャケットとは、アフリカでブッシュ(茂み)の中に入るためのジャケットとして作られたものでした。 2021.12.21 2025.03.31 カトリーヌ・ドヌーヴ
カトリーヌ・ドヌーヴ 『昼顔』Vol.3|カトリーヌ・ドヌーヴと昼顔コート セヴリーヌは、昼間の闇に身を包む決意をしました。それは倦怠感からではなく、ただ単に恵まれた愛情生活の中では満たされないもう1人の自分を満たすためでした。全てを手にしているということは、何も手にしていないも同然なのです。 2021.12.20 2025.03.31 カトリーヌ・ドヌーヴ
カトリーヌ・ドヌーヴ 『昼顔』Vol.2|カトリーヌ・ドヌーヴとゲランの香水 「どうかしてるわ、私…」と我に返るセヴリーヌ。しかし、その香水が落下した瞬間、彼女の中で何かが壊れたのでした。その時画面上に現れる2つの香水。落下した香水は、ゲランの夜間飛行のコロン。そして、もうひとつは同じくゲランのミツコでした。 2021.12.19 2025.03.31 カトリーヌ・ドヌーヴ
カトリーヌ・ドヌーヴ 『昼顔』Vol.1|カトリーヌ・ドヌーヴとイヴ・サンローラン そんな時、1965年に、ロンドンで女王陛下に謁見(1966年3月14日)するためのドレスを注文するために、夫デヴィッド・ベイリーに伴われ、オテル・フォランにやって来たカトリーヌにサンローランは初めて会ったのでした。 2021.12.18 2025.03.31 カトリーヌ・ドヌーヴ
オードリー・ヘプバーン 【麗しのサブリナ】オードリー・ヘプバーンとユベール・ド・ジバンシィ オードリー・ヘプバーンがユベール・ド・ジバンシィとはじめてタッグを組んだ、ファッション史においてもっとも重要な〝不滅のファッション・ムービー〟のひとつであり、この作品により、ものがたりの世界そのままに、オードリーはパリ・モードを体現する女優として、〝世界の恋人〟になったのでした。 2021.12.17 2025.03.31 オードリー・ヘプバーン
オードリー・ヘプバーン 『麗しのサブリナ』Vol.6|オードリー・ヘプバーンとサブリナパンツ 『麗しのサブリナ』の中で忘れてはならないのが、サブリナパンツです。それは、ユベール・ド・ジバンシィではなく、イーディス・ヘッドによってデザインされました。サブリナパンツは、闘牛士の履くトレアドルパンツからインスパイアされましたパンツです。 2021.12.16 2025.03.31 オードリー・ヘプバーン
オードリー・ヘプバーン 『麗しのサブリナ』Vol.5|オードリー・ヘプバーンとリトルブラックドレス 1953年7月に、オードリー・ヘプバーンは、パリのジバンシィのブティックにて、ユベール・ド・ジバンシィの目の前で『麗しのサブリナ』の衣装を選んでいました。その彼女の目に、1926年にココ・シャネルが発表したリトルブラックドレスからインスパイアされたブラックドレスが飛び込んできました。 2021.12.15 2025.03.31 オードリー・ヘプバーン
オードリー・ヘプバーン 『麗しのサブリナ』Vol.4|オードリー・ヘプバーンとサブリナドレス 1953年7月の終わりに、4回目のコレクションの準備中であり、多忙を極めていたユベール・ド・ジバンシィをはじめて訪れたオードリー・ヘプバーンは、彼女自身で、ジバンシィのブティックに吊るされている前回コレクションの残りの服から衣裳を選ぶことになりました。 2021.12.14 2025.03.31 オードリー・ヘプバーン
オードリー・ヘプバーン 『麗しのサブリナ』Vol.3|オードリー・ヘプバーンの美少女ルック 『麗しのサブリナ』の中で、パリから帰国したサブリナが着ている三着のジバンシィは〝不滅のオードリースタイル〟と呼ばれています。しかし、「パリ前夜スタイル」と言われるイーディス・ヘッドによるサブリナの衣装=ジャンパースカートなどもとても素敵です。 2021.12.13 2025.03.31 オードリー・ヘプバーン
オードリー・ヘプバーン 『麗しのサブリナ』Vol.2|オードリー・ヘプバーンとジバンシィとフェラガモ ファッションの仕事に関わるものにとって、オードリー・ヘプバーンとユベール・ド・ジバンシィの運命的な出会いのエピソードは非常に興味深いものがあります。事の始まりは、ビリー・ワイルダーが、本作の衣装デザイナーである、イーディス・ヘッドに言った一言から始まりました。 2021.12.12 2025.03.31 オードリー・ヘプバーン
オードリー・ヘプバーン 『麗しのサブリナ』Vol.1|オードリー・ヘプバーンとエスティ・ローダー 大富豪の運転手の娘が、2年間のパリ留学で、洗練されたレディになり帰国するというストーリーは、オードリー・ヘプバーンに再び変身を要求することになりました。そして、ヴォーグから抜け出してきたかのようなファッション・モデルのイメージへと見事に転生を遂げたのでした。 2021.12.11 2025.03.31 オードリー・ヘプバーン
オードリー・ヘプバーン 【ローマの休日】オードリー・ヘプバーンのプリンセス・ルック 新しいものよりも、古き良きものを、しっかりと把握することが、ファッションの基礎能力となります。ファッションの本質とは何か?この単純な質問に対する答えがこの作品の中に詰め込まれています。「永遠のファッション・バイブル」それが『ローマの休日』なのです。 2021.12.08 2025.03.31 オードリー・ヘプバーン
オードリー・ヘプバーン 『ローマの休日』Vol.6|オードリー・ヘプバーンとブラウスとスカート② ファッション・アイコンとは、ただラグジュアリー・ファッションを身に付け、美しい人のことを指す名称ではありません。この名称は、忘れていたファッションに対する喜びを、新鮮に蘇らせてくれる人のことを指すのです。 2021.12.07 2025.03.31 オードリー・ヘプバーン
オードリー・ヘプバーン 『ローマの休日』Vol.5|オードリー・ヘプバーンとブラウスとスカート① アン王女からアーニャへと変わる姿。この作品の素晴らしさは、アーニャの衣装は、パジャマを除けばこのコットン・ブラウス×サーキュラースカート一組だけということです。しかし、映画を見ていると、衣装が3回ほど変わっている錯覚を覚えるのです。 2021.12.06 2025.03.31 オードリー・ヘプバーン