ブルガリ マン
Bvlgari Man 2010年までのブルガリのメンズ・フレグランスと言えば、「ブルガリ プールオム」(1995)の洗練さと繊細さを併せ持つ香りや、「ブルガリ ブルー プールオム」(2001)の〝THE 石鹸〟の清潔感、「アクア プールオム」(2005)の〝マリンノート〟が代表的なイメージでした。
そんな中、ブルガリ・メンズの集大成として、2010年に〝ハイジュエリー・ブランドに相応しい真のブルガリのメンズ・フレグランス〟を生み出そうとしたのが「ブルガリ マン」でした。
現在に至るまで全七作品が発売されているこの香りは、全てアルベルト・モリヤスにより調香されています。
ブルガリに相応しい真のメンズフレグランス・コレクション
ラグジュアリー感と大人の男オーラを発動させるために、ブルガリ・メンズ・フレグランスとして初めてハリウッド・スターをイメージ・モデルに起用しました。クライヴ・オーウェン(1964-)の起用は、ブルガリの新しいフレグランスは、優雅な紳士にこそ相応しいという宣言でした。
そんな「ブルガリ マン」が、大人の男性のさりげない心遣いと包容力を、清潔感溢れるウッディな香りで表現したなら、「ブルガリ マン エクストレーム」はそんな男性が見せる〝ONタイム〟の横顔です。しかし、2022年2月現在、この二作品は廃盤になっています。
現在発売されている『ブルガリ マン シリーズ』は以下の5種類です。
- 第三弾「マン イン ブラック」大きな器と情熱を感じさせる熱い想いと確固たる信念を持つ男性から迸る情熱の【火の香り】
- 第四弾「マン ウッド エッセンス」〝CITIZEN OF NATURE〟をテーマにした都会で生きる男の洗練と、自然の中で見せる野性的な一面を融合した【木の香り】
- 第五弾「マン ウッド ネロリ」「ウッド エッセンス」の逞しさに太陽のような輝きを加え、自然との新たな結び付きを強める【ビターオレンジの木の香り】
- 第六弾「マン グレイシャル エッセンス」〝グレイシャル=氷河〟に覆われた山々の荒々しい強さに対し、偉業を成し遂げるべく懸命に取り組む男性のゆるぎない男らしさを体現した【エアー(空気)の香り】
- 第七弾「ブルガリ マン テラエ エッセンス」実りの秋を迎えたトスカーナ地方。糸杉の林、極上のワイン、トリュフ、オリーブなどを思い浮かべさせるこの地が黄金色に包まれるその時、広大な大地の真ん中に立ち、その雄大さに触れ、寄り添うように佇む男の優雅さをイメージした【大地の香り】