トム フォード大丸神戸店
場所 兵庫・神戸
住所 兵庫県神戸市中央区明石町４０ ６F
電話 078-331-8121
日本全国でトム・フォードのフレグランスについてカウンセリング出来る方が思わぬ店舗におられました。それはトム・フォード・ビューティではなく、トム・フォードのメンズ・ブティックにです。かつてルイ・ヴィトンの梅田阪急メンズ館で働かれていたこの方は、調香師・香料の基礎知識もなぜか完璧で、さらにトム・フォードと香りを結び付けてご案内出来る（ビューティの皆様が苦手な部分）方です。まだ20代のハンサムな青年なのですが、彼こそが、〝全国のトム・フォードのトップオブトップ〟です。
トム フォード・フレグランスのトップオブトップ
©TOM FORD
トム・フォードのフレグランスを選ぶ時に、最高のアドバイザーになりえるのは、ビューティの専門家ではなく、ファッションの専門家であることは言うまでもありません。なぜなら、トム・フォードは、ファッション・デザイナーだからです。
であるからこそトム・フォードのファッション（RTW）を加味して、トム・フォード（もしくはTF風）のファッションに合わせてフレグランスを選んでいった方が、「負けない香り」を選ぶことが出来るのです。つまりは、トム・フォードのフレグランスとは、「香りを選ぶ」のではなく「香りに選んで頂けるか？」を考えるべきブランドなのです。だからこそ、トム・フォードのフレグランスはプライベート・ブレンドと呼ばれており、フレグランスをコンバイニングする作業を〝スタイリング〟と言うのです。
一方、トム・フォードのファッションには興味がないが、トム・フォードの香りには興味があるという方々に対しても、TF哲学をかいつまんで説明しながら、その世界観を身に纏う喜びを提案すると、もっともっと自分が身に纏いたいトム・フォードの香りが見えてくることでしょう。
しかし、現実的に、トム・フォードのブティックで働く方々は、それほとんどフレグランスのトレーニングを受けていないため、当然のことながらほとんどの方が、フレグランスの接客は、「ムエットに香りを吹きかけ」「ご自身で選んで頂く」という流れになってしまいます。
そんな中、神戸大丸にあるメンズ・ブティック（2017年9月15日オープン）に、ビューティの販売員の方々を凌駕する知識とカウンセリング能力をお持ちの青年販売員様がおられることが判明したのでした。
ファッションに対する愛もフレグランスに対する愛もずば抜けた人
©TOM FORD
元々、ダニエル・リー時代のボッテガ・ヴェネタで販売員として活躍し、その後、ルイ・ヴィトンでも活躍していた、この方は、テーラードスーツや007が好きということもあり、現在はトム・フォードの販売員として活躍しておられます。
トム・フォードを着るために生まれてきたようなハンサムな青年であるこの方は、ファッションのスタイリストとしても文句の付け所のない方で、あらゆるラグジュアリー・ブランドのメンズ・ファッションに詳しい方です。
でありながら、「僕はタスカン レザーが好きなんです」「ジャック・キャヴァリエだからですか？」とお聞きすると、「はい。ルイ・ヴィトンのフレグランスはどの香りもストーリーも含めて本当に素晴らしいですよね。だから同じくジャックが作ったノワール デ ノワールも大好きです」という程、トム・フォードのフレグランスの説明も、いまだかつてどの売り場でも体感したことが無いほどの、ワクワクする素晴らしい接客をしてくださります。
香料についての知識も、調香師に対する知識も素晴らしく、トークの回し方も素晴らしく、さらに、お客様のファッションの傾向に合わせて、香りを提案する能力も文句なしの「トム・フォードのフレグランスの神接客」を行える唯一無二の方です。
何よりも、びっくりしたのは、カイエデモードが調べ上げているトム・フォードのひとつひとつのフレグランスの背景について、この方もご自身でしっかりと調べておられるところにあります。
トム・フォード・ビューティの接客において、最も難しい部分である、トム・フォードのファッション哲学と絡め合わせて香りをご案内し、提案するということが出来る方です。
全国のトム・フォードを愛する皆様にとって、この方の接客を受ける価値があると思います。ファッションに対する愛もフレグランスに対する愛もずば抜けた「トム・フォード・フレグランスのトップオブトップ」です。