ラクシュデュディアーブル(悪魔の寝床)
原名:La Couche du Diable
種類:オード・パルファム
ブランド:セルジュ・ルタンス
調香師:クリストファー・シェルドレイク
発表年:2019年
対象性別:ユニセックス
価格:50ml/14,300円、100ml/22,000円

香りとは、あなたの罪の結晶なのです。

©Serge Lutens
[悪魔の寝床]
悪魔に厳命を下すために、地獄に行く必要はない。求めよ。この地は与えるであろう。
奥底深く赤々とくすぶり続ける焔のように罪への耽溺と悔恨が夜を支配する。販売していた頃の、日本の公式サイトより
罪を一度も味わったことのない者が、どうしてサタンの戴冠式に参列できようか? ウードとラブダナムが融合し、初めての過ちに対する罪悪感と後悔の、悪魔的で豪華絢爛なヴェールを紡ぎ出す。
「もはや悪魔を呼び出すために地獄へ行く必要はない。求めよ、そうすれば大地が与えてくれる! 私はもはや燃え盛る炎に身を委ねることはない。燃え盛る炎よりも燃え尽きた残り火を選び、私の後悔は夜を征服する」
セルジュ・ルタンス公式サイトより
セルジュ・ルタンスの「コレクションノワール」より、2019年11月19日に発売された「ラクシュデュディアーブル」は、その名の意味は「悪魔の寝床」です。ローズウードの香りは、クリストファー・シェルドレイクにより調香されました。

©Serge Lutens
ちなみに動画に登場するこの写真は、セルジュ・ルタンスの少年期の写真です。
悪魔さえも魅了する天使の香り、とても危険な『寝取られ香水』

悪魔、今朝、わが部屋へ、訪ね来たり。オレンジとタンジェリンが炸裂するように、シトラスの閃光にめまいがします。そしてまるで炎のウードと、焦げたシスタス・ラブダナムがあなたの悪徳を祝福するような、燃え上がり酸味を増したプラムとスモーキーな暗黒のバルサムの〝悪魔のような美しさ〟からこの香りははじまります。
さぁ、あなたの中の天使を育てることが出来ないのならば、いっそ、あなたの中の悪魔を育てていきましょう。まるで悪魔を召喚するようにローズが、流れる闇のようなインセンスに乗ってやって来ます。
灼熱と紫煙の中に、シナモンとサフランがアンバーとイモーテルと混ざり合い、肉体の中で眠り続けていた悪魔をゆすり起こしてゆきます。
そして芳醇なワインのようなローズウードとラブダナムが、チョコレートのようなパチョリと三位一体となり、香り全体を魔界へと導いてゆくように、とろけるコニャックのような酔わせるクリーミーさを素肌に与えながら、滑らかに溶け込み、明らかに寿命を縮めてゆきそうな不思議な感覚に満たされる香りです。
しかし、この香りの恐ろしいところは、ここで終わらないところにあります。ジャスミンとオレンジ・ブロッサムがまるで「こっちに戻ってきなさい」とばかりに天国のような麗しい香りを解き放ってゆくのです。
この天使が巧妙に悪魔になったあなたを寝取る過程が、この香りのカタルシスであり、もっとも美しい瞬間なのです。この香りには温かくうっとりと酔わせる余韻があります。それはまるで『悪魔が天使に寝取られる』ようなのです。悪魔さえも魅了する天使の香り、とんでもなく危険な『寝取られ香水』なのです。
香水データ
香水名:ラクシュデュディアーブル(悪魔の寝床)
原名:La Couche du Diable
種類:オード・パルファム
ブランド:セルジュ・ルタンス
調香師:クリストファー・シェルドレイク
発表年:2019年
対象性別:ユニセックス
価格:50ml/14,300円、100ml/22,000円


シングルノート:アガーウッド(沈香)、ラブダナム(シストローズ)、タンジェリン、オレンジ、シナモン、ローズ、サフラン、ムスク、アンバー

