ジミー チュウ マン ブルー
原名:Jimmy Choo Man Blue
種類:オード・パルファム
ブランド:ジミー・チュウ
調香師:ナタリー・ローソン
発表年:2018年
対象性別:男性
価格:50ml/9,570円、100ml/12,650円
若さと成熟をミックスさせたような男の香り
三つのインパクトのある成分で、現代の男性が持つ、ストリート感覚溢れるハイセンスを表現しました。一つ目はビロードのような癒し効果のあるクラリセージの葉、二つ目は力強さよりも柔らかさに満ちたレザー、そして、三つ目は心休まるサンダルウッドです。
ナタリー・ローソン
ラグジュアリーシューズ・ブランドであるジミー・チュウが、初めてのメンズ・フレグランス「ジミー チュウ マン」を発売したのは、2014年のことでした。
それから4年の月日を経て、2018年に生み出された「ジミー チュウ マン ブルー」は、ビジネス・スタイルとストリート・スタイルの垣根を取っ払った(つまりは広告の男性モデルのようなスタイル)、新たなる理想のメンズ・スタイルを追求した香りです。ナタリー・ローソンにより調香されました。
「ブルー」とは通常、フレグランスにおいて「アクアノート」を示す記号なのですが、この香りにおいては、真逆を行くウッディ・アロマティック・レザーです。
今まで4作品販売されてきた「ジミー チュウ マン」シリーズにおいて唯一共通するブラック・ペッパーのスパイシーさが終始一貫して香り立ちます。
この香りのテーマは、若さと成熟、トラディショナルとカジュアルのミックスです。はじまりは、弾けるようなベルガモットとパウダリーなラベンダーの典型的な香りにブラックペッパーが溶け込むようにしてはじまります。
すぐに、ベルガモットは退散し、代わりにアロマティックなクラリセージが、現代的なカジュアルな香りで包み込んでくれます。そこに、フルーティーなアップル、パイナップルがやってきて、サクサクと甘酸っぱく肌馴染みの良い香りを放ちます。
さらに、極めて現代的なグレイアンバー(=アンブロキシド)が控えめに加わります。
やがて、スモーキーなレザーの風と共に、涼しげなサイプレスが現れ、カジュアルさの中にエレガントなムードを生み出してゆきます。そして、だんだんとクリーミーなサンダルウッドが、香り全体をレザーウッディスパイシーなものへと転換してゆき、最後の最後に存在を表すドライなバニラが何ともいえない余韻を生み出してくれます。
カジュアルなダークブルー・ジャケットにTシャツ、白のスニーカー姿でスケボーに乗るビジュアルのキャンペーン・モデルが、この香りのすべてを体現しています。ブラジル人の人気ファッション・モデル・マーロン・テシェイラ(1991-)です。
香水データ
香水名:ジミー チュウ マン ブルー
原名:Jimmy Choo Man Blue
種類:オード・パルファム
ブランド:ジミー・チュウ
調香師:ナタリー・ローソン
発表年:2018年
対象性別:男性
価格:50ml/9,570円、100ml/12,650円
トップノート:クラリセージ、ブラック・ペッパー、ベルガモット、ラベンダー
ミドルノート:レザー、サイプレス、グレイアンバー、アップル、パイナップル
ラストノート:サンダルウッド、バニラ、ベチバー、パチョリ