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ブリジット・バルドー8 『殿方ご免遊ばせ』2(2ページ)

ブリジット・バルドー
ブリジット・バルドー
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動物愛護運動家以前のBBのリアルファーコート





彼は生きながらにして、すでに伝説の人だった」とバルドーが回想するジェラール・フィリップと。

ブリジット・ルック6 レオパルドファーコート
  • レオパルドファーコート
  • 黄土色のカーディガン
  • グレーのペンシルスカート
  • 黄土色のハイヒールパンプス

私はいつでも人々と反対のことをするのが好きで、人が歩いた道をたどるのは嫌いだった。流行などはどうでもよかった。

ブリジット・バルドー

まだ動物愛護運動に目覚める前のバルドーは、レオパルド・ファーのコートをよく着ていました。そして、とても皮肉なことなのですが、バルドーほど、リアルファーが似合う女優はいないというほどに、リアルファーがとてもよく似合いました。

それはライオンのたてがみのようなブロンドヘアとの相性が抜群であるのと同じく、ネコ科に属するバルドーのルックスによる部分も多分にありました。

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50年代美女は必ずスカートスーツを上手く着こなす

アップスタイルの耳元の髪はくるんくるんにするのが50年代のBBスタイル。

シャーベットカラーをBBが着ると妖精のような雰囲気に包まれます。

ブリジット・ルック7 シャーベットブルー・スカートスーツ
  • シャーベットブルースカートスーツ、タイトシルエット

BBはフレンチカジュアルを体現するタイムレス・アイコンでありながら、ドレスアップしても、スーツスタイルでも、きりりと決めてきます。

結局のところ、カジュアルが決まる人は、ドレスアップも決まると言うことなのです。それは、つまりは、カジュアルしか着ていない人は、永遠にカジュアルが決まらないと言うことなのです。ファッション感度の高さとは、どれだけバラエティ豊かなファッションに袖を通したかと言うことであり、最近のプチプラ&ストリート・コーデに個性がないのは、そういった理由からなのです。

凡庸なスタイルとは、トレンドですらなく、ただのユニフォームに過ぎないのです。

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ピエール・バルマンを着るグレタ女王

1950年代、王室にはまだ神秘性と神格性がありました。

ミニバッグの本来の意味を教えてくれます。それはお金を持つ必要のない人々のビッグアクセなのです。

プリンセス・ルック1 ターコイズブルー・ガウン
  • ターコイズブルーのサテンブロケードガウン
  • 黄緑色のヘッドドレス
  • ターコイズブルーの手袋
  • 黒のベルベットのがま口バッグ
  • 真珠のネックレス
  • 黒のハイヒールパンプス

シャルル・ボワイエ扮するシャルル大公の妻・グレタ女王に扮するナディア・グレイ(1923-1994)の全ての衣裳は、ピエール・バルマンによるデザインです。