サファリスーツもエヴァが着こなすと・・・
エヴァ・ガードナー・ルック12 サファリ・スーツ
- タンウールのサファリスーツ、スエードのエルボーパッチ、ジャケットはフロントジップ
- 赤いネッカチーフ
- 透かしストライプ入りの白シャツ
- ブラウンのレザーベルト
- 素足にブラウンのローファー
ファッション・シーンに一大センセーションを巻き起こした1968年のイヴ・サンローランによるサファリ・ルックの原型がこの作品の中にはあります。
すごいカラーコーディネイト
エヴァ・ガードナー・ルック13 アンバランスなバランス
- 水色ブラウス
- イエローカーディガン
- ブラックトラウザー
- 素足にブラウンローファー、ボウ付き
- ゴールドのチャンキーブレスレット
最後に登場する中国風パジャマ
エヴァ・ガードナー・ルック14 中国風パジャマ
- ペールピンクのウールのロングコート
- 中国風のシルクのパジャマ
- ペールグリーンミュール
この作品は、今では、ほとんど省みられることのない作品ですが、ファッション&アパレル業界に従事する人々にとっては、必須とも言えるサファリ・スタイルとトムボーイ・スタイルの聖典です。
さらに、オフショルダー・スタイルにおいても、「ドルチェ&ガッバーナ」が存在しなかった時代に、そのテイストを体現しているスタイル・アイコンそのものであり、少し前の時代のキャサリン=ゼタ・ジョーンズに共通した独特の雰囲気を持つ女優でした。まさにグレース・ケリーを見るよりも、エヴァ・ガードナーをしっかりと見なければならない作品なのです。