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サルヴァトーレ・フェラガモ

アモ フェラガモ(マリー・サラマーニュ)

サルヴァトーレ・フェラガモ
©Salvatore Ferragamo
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香水名:アモ フェラガモ Amo Ferragamo オード・パルファム
ブランド:サルヴァトーレ・フェラガモ
調香師:マリー・サラマーニュ
発表年:2018年
対象性別:女性
価格:30ml/9,350円、50ml/13,310円、100ml/19,250円
販売代理店ホームページ:KAWABE

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トップノート:カンパリ、ブラックカラント、ローズマリー
ミドルノート:ジャスミン・サンバック、マテ茶、ルバーブ
ラストノート:タヒチ産ホワイトバニラ、アンブロキシド、サンダルウッド

バイタリティ溢れる若い女性のための香りを調香してほしいと依頼され、ビターなバニラの香りを作ろうと考えました。そのために私は、バニラに対してカンパリを処方しようと考えました。カンパリはその成分が秘密にされているため、その香りを創造するために、私はかなりの量のカンパリを飲みました。

マリー・サラマーニュ

2018年2月14日に、新しいサルヴァトーレ・フェラガモの香り「アモ フェラガモ」が発売されました。イタリア語で「愛する」を意味する動詞「アモーレ」の一人称「AMO」を「フェラガモ」の前に冠した分かり易いネーミングと、キャンペーン・ヴィジュアルが全てを物語るように、ミレニアム世代をターゲットにしたオリエンタル・フローラルの香りです。

ブラックカラントとローズマリーに、苦いカンパリ・アコードが絡み合うフレッシュな三重奏からはじまり、ミドルにジャスミン・サンバックとマテ茶、ルバーブによる爽快なフローラルがやってきます。そして、ラストは、バニラとアンブロキシド、サンダルウッドによる、温かくも甘い官能性が全身を包み込んでくれます。

女性調香師マリー・サラマーニュにより調香されました。イタリアの伝統的な香水瓶からインスパイアされたボトルデザインは、その上部に施されたエンボスが、プリズム色に輝き、とても優雅です。

キャンペーンモデルは、イギリスのファッションモデルのスキ・ウォーターハウス(1992-)が抜擢され、女性フォトグラファーのエレン・ヴォン・アンワースにより、フィレンツェで撮影されました。

この手のフレグランスにつきものの安っぽいコピーライティング(自由に!縛られず!すべてのチャンスをつかみ!やりたいことをやる!=ウルトラフェミニン)をそのまま反映させた薄っぺらなキャンペーンフィルムが、フェラガモのブランドイメージを著しく低下させている感は否めません。