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ジョー・マローン・ロンドン

【ジョー マローン】サクラ チェリー ブロッサム コロン(クリスティーヌ・ナジェル)

ジョー・マローン・ロンドン
©Jo Malone London
この記事は約4分で読めます。

サクラ チェリー ブロッサム コロン

原名:Sakura Cherry Blossom Cologne
種類:オーデ・コロン
ブランド:ジョー・マローン・ロンドン
調香師:クリスティーヌ・ナジェル
発表年:2011年
対象性別:女性
価格:30ml/11,550円、100ml/22,660円

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桜舞い、心舞う。桜散り、夢が咲く。

©Jo Malone London

1990年にジョー・マローンが創業したジョー・マローン・ロンドンは、2008年9月3日に、東京・新宿の伊勢丹から日本初上陸しました。そして、1年後の2009年9月3日に丸の内に日本初の路面店をオープンさせました。

さらに2010年、「イングリッシュ ぺアー & フリージア コロン」の世界的な大ヒットにより、日本でもジョー・マローンは「香りの黒船」的存在になろうとしていました。そんな状況を敏感に嗅ぎつけたクリエイティブ・ディレクターのセリーヌ・ルーは日本限定の香りを生み出そうと考えました。

そして、この頃、ジョー・マローンの専属調香師的な立場になっていたクリスティーヌ・ナジェルに「日本の美学」を象徴する花は何かと質問したところ、瞬時に二人の口から解き放たれた「SAKURA!」という答えをカタチにしたのでした。

2011年に生み出されたこの「サクラ チェリー ブロッサム コロン」から、毎年恒例になる春限定の「ブロッサム」の香りははじまりました(公式ではこう言われてますが、正確には2003年の「オレンジ ブロッサム コロン」がこの元祖です)。

2020年以降、毎年〝サクラの花が咲く前〟に限定発売されるようになりました。そして2023年にも、「サクラ チェリー ブロッサム コロン」は2月17日(金)より数量限定販売されます(一部店舗では、2月10日(金)より先行販売がスタートします)。

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はらはら舞い散る桜吹雪の香り

©Jo Malone London

©Jo Malone London

散る桜 残る桜も 散る桜

良寛

ゲランの「チェリー ブロッサム」を筆頭に、現在の香水市場には数え切れないほどの〝桜の花〟の香りが存在しています。しかし、甘い桜の香りは多いのですが、満開の桜の樹木の下で桜吹雪を全身で受け止めるような香りにはなかなか出会えません。この香りは、そんな華やかなる哀切を極めた香りです。

桜並木道を駆け抜けるように、フレッシュにスキっとしたベルガモットとマンダリン・オレンジの到来からこの香りははじまります。すぐにチェリー・ブロッサムが、春の訪れを喜ぶように淡いきらめきを解き放ちます。

カルダモンにより、チェリー・ブロッサムのほのかな甘さに、軽やかさが加えられてゆきます。空を見上げると雲ひとつない青空が広がっています。

すぐに華やかなローズとパウダリーなミモザが、満開の桜を愛でるようにふんわりと温かい春の風で包み込んでくれます。やがてだんだんとムスキーな青空が心の中にも広がってゆきます。

そして、はらはら舞い散る桜吹雪の中、ローズウッドに導かれ、散り行く桜の花びらは心に中に粛々と散り積もり、涼しげに夢を咲かせるのです。

コンバイニングの提案として、日本の和を感じさせる落ち着いた雰囲気にしたい場合は、伽羅のベースが加わる「ダーク アンバー&ジンジャー リリー コロン インテンス」。みずみずしくフルーティーな香りにしたいときは「イングリッシュ ペアー&フリージア コロン」、フローラルで華やかな香りにしたいときは「ポピー&バーリー コロン」、ミネラルの爽やかさを伴うウッディな香りにしたいときは「ウッド セージ&シー ソルト コロン」との組み合わせが推奨されています。
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香水データ

香水名:サクラ チェリー ブロッサム コロン
原名:Sakura Cherry Blossom Cologne
種類:オーデ・コロン
ブランド:ジョー・マローン・ロンドン
調香師:クリスティーヌ・ナジェル
発表年:2011年
対象性別:女性
価格:30ml/11,550円、100ml/22,660円


トップノート:ベルガモット、マンダリン・オレンジ
ミドルノート:ローズ、ミモザ、チェリー・ブロッサム
ラストノート:ローズウッド、ムスク