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【ブロンディ】第七章 サンデー・ガール|トムボーイ・ルック

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第七章 サンデー・ガール

Sunday Girl デボラ・ハリーが当時飼っていた猫の名をサンデーと申します。そんな愛猫について歌う曲が「サンデー・ガール」でした。1978年のサード・アルバム『恋の平行線(Parallel Lines)』から第三弾シングルとして1979年5月に発売されたこの曲は、アメリカではリリースされなかったのですが、イギリスにおいてはNo.1ヒットとなりました。

PVにおいてデボラが着ているトムボーイ風メンズスーツ・ルックがとてつもなくクールです。

概要


曲名:サンデー・ガール
原名:Sunday Girl
リリース:1979年
最高順位:全英1位、全独6位

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アンドロギュヌス・スタイル

デボラ・ハリーが少しオーバーサイズ気味に着るメンズスーツ(ショールカラー、1つボタン、深いVゾーンのジャケットと黒シャツに白のナロータイ)。彼女は160㎝と背が高くないので、どこかイギリスの寄宿学校の美少年が歌っているようなアンドロギュヌスな空気感が漂ってきます。ある種タカラヅカにも相通ずる、女性が男装する背徳的な空気が漂っています。

ちなみにこの曲は、2010年に「ニナ・リッチ」の香水のCMソングとして、イギリスの歌手兼ファッションモデルのフローリーによってカバーされました。

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ブロンディ・ルック12 メンズジャケット

デヴィッド・ボウイが好みそうなネオングリーンのメンズジャケット(ピークドラペル!)から剥き出しの生足。




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「サンデー・ガール」ライブ映像集

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デボラのアンドロギュヌス・ルック

彼女はナロータイを好んでつけていました。そして、メンズライクなジャケットも好んで着用しました。

胸がぺちゃんこのファッションモデルが生み出すフェイクなアンドロギュヌスのムードではなく、デボラのそれは、ブロンドヘアの美少年が生み出すリアルなアンドロギュヌスのムードに包まれていました。







パンツの上からストッキングを履くという、1978年1月に東京のシンコーミュージックを訪問したときの伝説の写真。

さすがのデボラ・ハリーもこのスタイリングを二度と再現はしなかった。

【ブロンディ伝説】デボラ・ハリーのファッション史