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香水特集記事

【フレグランス愛好家なら必ず所有しておきたい】日本では手に入らない14の名香(3ページ)

香水特集記事
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⑩カラット(カルティエ)

発表年:2018年
調香師:マチルド・ローラン
対象性別:女性




カルティエの専属調香師であるマチルド・ローランは、常々、ダイヤモンドのような圧倒的な輝きに満ちた香水を作りたいと考えていました。そして、7色に変化するダイヤモンドの如く、7つのフローラルをチョイスして、想像上のダイヤモンドの香りを生み出しました。 バイオレット、アイリス、ヒヤシンス、イランイラン、スイセン、スイカズラ、チューリップ=紫色、藍色、青色、緑色、黄色、オレンジ色、赤色といった具合にです。

より詳しくこの香りについて説明したページはこちらです。

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⑪ピュア XS エクセス(パコ・ラバンヌ)

発表年:2017年
調香師:アン・フリッポ、キャロリーヌ・デュミュール
対象性別:男性




フレグランス・コマーシャル史上最大の謎。果たして、このフレグランスは、女性が好きな男性用なのだろうか?それとも男性が好きな男性用なのだろうか?男性があまり憧れないタイプの男性モデルが登場し、図書館と思われる部屋になぜかバスタブがあり、全裸になる男性モデルを、マジックミラーで覗く女性たち。そして、入浴前に、なぜか香水を局部に振り掛ける男性モデルに全員失神してしまうのである。

素晴らしいフレグランス・コマーシャルです!実にパコ・ラバンヌらしいフレグランスです。ここまでセックスとフレグランスを結び付けている香りも珍しく、その潔さが素敵です。

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⑫ビヨンド パラダイス(エスティ・ローダー)

発表年:2003年
調香師:カリス・ベッカー
対象性別:女性



「楽園の向こう側には」何があるのでしょうか?レインボーカラーのオリジナル・ボトルが象徴するのは、花びらだけ、葉っぱだけ、果実だけという自然の各々のものではない、共存する膨大な植物の空間の中で生み出される香りのハーモニーを、ただそのまま再現するのではなく、抽象的に芸術の領域にまで高めたところに、この香りの素晴らしさはあります。

まさに「ビヨンド フレグランス」という副題こそ相応しい、香りの向こうにあるべきものを教えてくれる香りです。

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⑬ビヨンド パラダイス メン(エスティ・ローダー)

発表年:2004年
調香師:カリス・ベッカー
対象性別:男性



イギリスのコーンウォール州にある世界最大級の巨大温室エデン・プロジェクト(2002年の「007 ダイ・アナザー・デイ」のロケ撮影でも使用されている)の協力により、トム・フォードのフレグランスにより、今では伝説的なフレグランス・クリエイティブ・ディレクターのキャリン・コーリーの指揮の下、カリス・ベッカーにより調香されました。

ウッディ・アロマティックの香りです。エメラルドブルーのグラデーション・ボトルがとても印象的です。

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⑭フラワーボム(ヴィクター&ロルフ)

発表年:2005年
調香師:オリヴィエ・ポルジュ、カルロス・ベナイム、ドミティーユ・ベルティエ
対象性別:女性




1993年にスタートしたオランダのデザインデュオ・ヴィクター&ロルフが、2005年にロレアル社の協力により発売した、はじめてのフレグランスです。一つのボトルに1000本の花束が使用されたという(さらにアーシィさを排除したパチョリが生み出す甘い)フローラル・オリエンタルの香りは、オリヴィエ・ポルジュカルロス・ベナイムドミティーユ・ベルティエによる調香です。

見方によっては、キャラメルと綿菓子に阻まれて、花爆弾が不発している印象も与えてしまう香りですが、ダイヤモンド型の手榴弾のボトルデザインは秀逸としか言いようがありません。

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