究極のフレグランスガイド!各ブランドの聖典ページ一覧にすすむ
その他のブランド

【ロエベ】エセンシア ファム(アルベルト・モリヤス/エミリオ・バレロス)

その他のブランド
©LOEWE
この記事は約2分で読めます。

エセンシア ファム

原名:Esencia Femme
種類:オード・トワレ
ブランド:ロエベ
調香師:アルベルト・モリヤス、エミリオ・バレロス
発表年:2002年(現在廃盤)
対象性別:女性
価格:100ml/12,500円

スポンサーリンク

ロエベの『情熱の赤い薔薇』の香り

©LOEWE

©LOEWE

1846年にスペインのマドリードで皮革工房として創業したロエベは、1905年にスペイン王室から王室御用達の称号を授かりました。そして、1960年代前半にカール・ラガーフェルドが、デザイナーとしてロエベのファッション・ブランドとしての基礎を作りました。

1972年にはブランド初の香水を発売し、翌年には、日本に初上陸を果たします。そして、1996年にLVMHグループの傘下に入り、1997年からナルシソ・ロドリゲスがデザイナーに就任し、翌98年にパリコレに初めて参加することになりました。

そのような状況下でロエベを代表するシグネチャー香水を生み出すべく2002年に誕生したのが、「エセンシア ファム」でした。スペイン人のアルベルト・モリヤスエミリオ・バレロスにより調香されました。

スペインの情熱と官能を<赤>に託し生み出されたこの香りは、スペインの陽光の下で、爽やかに弾けるレモン、ベルガモット、グレープフルーツが、アクアティックなロータスに包み込まれるようにしてはじまります。

すぐに、ローズを中心としたパンジー、スズランの華やかなフローラルの甘さが加わりながら、ほんのりとパウダリームスクとバニラが、アクアフローラル=ロータスと見事に溶け合んでゆきます。

軽やかさと妖艶さの両面を兼ね備えた、赤いドレスの似合う褐色の美女の官能性を生み出してくれる香りです。

スポンサーリンク

香水データ

香水名:エセンシア ファム
原名:Esencia Femme
種類:オード・トワレ
ブランド:ロエベ
調香師:アルベルト・モリヤス、エミリオ・バレロス
発表年:2002年(現在廃盤)
対象性別:女性
価格:100ml/12,500円


トップノート:レモン、ジンジャー、ベルガモット、グレープフルーツ
ミドルノート:ローズ、スズラン、パンジー、ロータス
ラストノート:バニラ、ムスク、ローズ