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カイエデモード香水図鑑を応援する|2025年5月30日~6月1日終日

2025年夏に9年目を迎えるカイエデモード香水図鑑。このたび聖地調査が完了し、5月より東京・横浜・名古屋・大阪・京都・神戸の約100か所の『香水超聖地ガイド』の更新を行っております(6月中に完成予定)。さらに、4月末より、これからの日本の香水業界を動かしていく25人のキーパーソンのインタビュー記事『フレグランス・アイコン・インタビューズ』を公開させて頂いております。

この大いなる活動にあたり、2025年5月30日~6月1日終日にあたりご寄付を募らせて頂きます(エックスのDMが半日不調であったため1日延期させて頂きます)

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【キャロライナ ヘレラ】212VIP(アルベルト・モリヤス)

キャロライナ・ヘレラ
©Carolina Herrera
キャロライナ・ヘレラ
この記事は約3分で読めます。

212VIP

原名:212 VIP
種類:オード・パルファム
ブランド:キャロライナ・ヘレラ
調香師:アルベルト・モリヤス
発表年:2010年
対象性別:女性
価格:30ml/6,100円、50ml/8,900円、80ml/11,100円

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VIP=パーティーピープルの香り

モデル:キャサリン・マクニール、2010年 ©Carolina Herrera

2012年 ©Carolina Herrera

©Carolina Herrera

キャロライナ・ヘレラよりニューヨークシティのエリアコードが付けられた香り「212」が発売されたのは1997年の事でした。

それから13年の時を経て、2010年にニューヨークの〝パーティ〟〝セレブ〟〝スタイリッシュ〟の3つのキーワードをもとに、ニューヨークに変革をもたらす新世代のVIP(=Very Incredible People、驚くべき人々)のために生み出されたのが、「212VIP」です。

アンバーバニラの香りは、第一作目と同じくアルベルト・モリヤスにより調香されました。

フルーティーなマンゴーのようなパッションフルーツの上に、クリーミーなバニラが薄く塗られ、更にその上に、ビターなラム酒が注ぎこまれるようにしてはじまるこの香りのイメージは、ニューヨークの高級クラブというよりは、バハマやジャマイカのリゾート地の昼間のホテルのバーのようなムードです。

注文しても30分くらいしないと持ってきてくれないのんびりしたリゾート地のバーを取り囲むように咲くガーデニアの香りに包まれながら、バニラとトンカビーンがクリーンなムスクによって、官能的な甘いパウダリームスキーラムの余韻を肌の上に残してくれます。

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香水データ

香水名:212VIP
原名:212 VIP
種類:オード・パルファム
ブランド:キャロライナ・ヘレラ
調香師:アルベルト・モリヤス
発表年:2010年
対象性別:女性
価格:30ml/6,100円、50ml/8,900円、80ml/11,100円


トップノート:パッションフルーツ、ラム
ミドルノート:ムスク、ガーデニア
ラストノート:バニラ、トンカビーン