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【シャネル】N°19(No.19)オードゥトワレット(アンリ・ロベール)

シャネル
©CHANEL
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N°19(No.19)オードゥトワレット

原名:N°19 Eau de Toilette
種類:オード・トワレ
ブランド:シャネル
調香師:アンリ・ロベール
発表年:1971年
対象性別:女性
価格:50ml/14,520円、100ml/20,350円
公式ホームページ:シャネル

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きりりとした女性の厳しさとやさしさを演出してくれる香り

©CHANEL

1979年 ©CHANEL

80代のガブリエル・ココ・シャネル(1883-1971)が、シャネルの二代目調香師アンリ・ロベールに調香させた「N°19(No.19)」は、1970年にシャネルが87歳の時に完成しました。

そして、自身の誕生日(1883年)獅子座の8月19日から香水の名はN°19と命名され、香水発表後の1971年1月10日にシャネルは死にました。この〝最後のシャネルの香水〟のオードトワレ・ヴァージョンも、同年に発売されました。

ガルバナムとヒヤシンスが見事に調和したきらめくようなグリーンノートからこのオードトワレ・ヴァージョンははじまります。すぐにレザーとオークモス、ベチバー、シダーが加わり、弾けるようなグリーンが少しだけ柔らかくなります。

そして、パウダリーなアイリスが、スズランとジャスミン、ローズ、水仙のグリーンな側面を引き寄せるようにして、自信に満ち溢れるようにヒールをカツカツと鳴らして歩くパンツスーツ・ビューティーな女性像を連想させる〝切れ味のよさそうな〟香りで包み込んでくれます。

仕事中は、髪をうしろにひっつめ、キビキビと業務をこなしていたどこまでも洗練された女性が、仕事を終え、初めての笑顔を見せる瞬間のような〝マジック・モーメント〟が、ドライダウンで現れるサンダルウッドとムスクにより生み出されます。

グリーンフローラルをふんわりと包み込むこのドライダウンはかなり官能的で、あらゆるものを虜にさせる危うさがあります。〝きりりとした女性の厳しさとやさしさを演出してくれる香り〟です。

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香水データ

香水名:N°19(No.19)オードゥトワレット
原名:N°19 Eau de Toilette
種類:オード・トワレ
ブランド:シャネル
調香師:アンリ・ロベール
発表年:1971年
対象性別:女性
価格:50ml/14,520円、100ml/20,350円
公式ホームページ:シャネル


トップノート:ガルバナム、ヒヤシンス、ネロリ、ベルガモット
ミドルノート:アイリス、イランイラン、ジャスミン、スズラン、ローズ、スイセン
ラストノート:レザー、サンダルウッド、ムスク、オークモス、ベチバー、シダー