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京都和菓子図鑑

『あずき餅』笹屋伊織【京都の和菓子図鑑】3

京都和菓子図鑑
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商品名:あずき餅
評価:★★★★★(+★)
金額:1個 162円
原材料:砂糖、卵、国産もち米、小豆、麦芽糖、小麦粉、白飴、植物油脂、はちみつ、水飴、山芋、寒天、食塩、トレハロース、膨張剤、香料
賞味期限:14日
特記:新感触もちもち感、あずきパンケーキ
公式ホームページ:笹屋伊織


徳川吉宗が八代目将軍に就任した1716年に創業した笹屋伊織。伊勢の城下町田丸で御菓子司をしていた初代・笹屋伊兵衛が御所の御用を仰せつかり、京へと呼び寄せられたことからその歴史は始まりました。以来、有職菓子司として京都御所や神社仏閣、茶道お家元の御用を務める(28軒のみが御所御用達になる)。笹屋という屋号を持つ和菓子屋の全ての総本家が『笹屋伊織』です。

代表銘菓は毎月3日間(20、21、22日)のみしか販売されない「どら焼き」です。

日本昔ばなし風のパッケージ・デザイン。

袋を開けるとフィルムに包まれたどら焼きのようなフォルムが現れます。

ある種パンケーキやクレープに近い。



笹屋伊織を代表する和菓子の一つ「あずき餅」。薄皮のもちもち感は、食べてみないと語ることが出来ないほどの神秘性に満ち溢れています。

半分にカットしてお口の中に放り込んでも、ずっと噛み噛みすることが出来、やがて、粒あんのほんのりした甘みと薄皮の香ばしさが口内で蕩けていきます。そして、残りをお口に含んでも、最初の感動が消えうせるどころか、更なる幸せに包まれる別名「幸せを運ぶジャパニーズ・パンケーキ」なのです。

この口内弾力を感じることが出来る素晴らしい触感は、もち米と山芋のコンビネーションから生まれています。