タラブ|思わず触れてみたくなる、人肌ならではの官能性を生みだすローズウードの香り

セルジュ・ルタンス
©Serge Lutens
セルジュ・ルタンス
この記事は約3分で読めます。

タラブ

原名:Tarab
種類:パルファム
ブランド:セルジュ・ルタンス
調香師:クリストファー・シェルドレイク
発表年:2020年
対象性別:ユニセックス
価格:100ml/57,090円
公式ホームページ:セルジュ・ルタンス

スポンサーリンク

「タラブ=陶酔」というアラブの真髄をボトルに詰め込んだ香り

©Serge Lutens

©Serge Lutens

「タラブ」の真髄は、その名前の由来を知ることで最もよく理解できます。アラビア語で〝タラブ〟とは、身体が踊りに心を奪われて陶酔し、まるで空を舞うかのような音楽によって五感が研ぎ澄まされる、恍惚とした状態を指します。この心を揺さぶる感覚は、芳醇なトルコ産ローズ、希少なカンボジア産ウード、そしてシプリオールの官能的なノートに、シダーウッドの渦巻く香りと甘く煮詰めた果実の香りが重なり合い、いっそう豊かで華やかな表情を見せます。

セルジュ・ルタンス公式ホームページより

2020年11月20日よりセルジュ・ルタンスが、75ml/400ドルするゴールド釣鐘ボトルの香水「タラブ」をハロッズ限定で販売しました。アラビア語で〝(音楽やベリーダンスのような踊りによって引き起こされる)トランス状態〟を意味するこの香りは、クリストファー・シェルドレイクにより調香されました。

〝タラブ〟とは、アラブ文化に深く根付いた言葉であり、〝禅〟〝能〟〝侘び寂び〟〝粋〟〝もののあわれ〟といった言葉の真の精神が、他の国の言語で正確に伝えにくいように、その真の意味をアラビア語以外の言葉で伝えることは非常に難しいです。だからこそ、香りという万国共通語で、〝タラブ〟の真髄を素肌に伝えようと生み出されたセルジュ・ルタンスの意欲作です。

2025年にこの香りは、『ロワイヨームデリュミエール/光の王国』という名の新たなる最高級コレクションの香りのひとつとして復刻されました。

スポンサーリンク

思わず触れてみたくなる、人肌ならではの官能性を生みだすローズウードの香り

©Serge Lutens

©Serge Lutens

©Serge Lutens

頂点へ!
揺らめき、踊りながら
瞳には星の輝きを宿し
耳にはしびれるような心地よい刺激が走る。

セルジュ・ルタンス公式ホームページより

はじまりはとても静かな眠りを誘うような魅惑のウードとローズのハーモニーからはじまります。天上の煌めきの如く神々しすぎて、人肌の上では、独特な強い香りを放ってしまうウードを、最初から素肌の上で、息づくように、実に穏やかな豊かさに満ちています。

そのウードの輝きの上に、豊満なジャミーなローズが、アラビアンナイトに出て来そうなベリーダンサーのように艶やかな香りを重ねていくのです。そして、地上の緑の豊かさと、地上の果実の豊かさを連想させる松葉の香りと砂糖漬けのフルーツの香りが注ぎ込まれてゆくのです。

やがてローズウードにシプリオール、シダーウッド、ムスクが溶け込み、スモーキーなレザーと樹脂の余韻に満たされていくのです。

スポンサーリンク

香水データ

香水名:タラブ
原名:Tarab
種類:パルファム
ブランド:セルジュ・ルタンス
調香師:クリストファー・シェルドレイク
発表年:2020年
対象性別:ユニセックス
価格:100ml/57,090円
公式ホームページ:セルジュ・ルタンス


シングルノート:ターキッシュローズ、アガーウッド、キャンディード・フルーツ、シダー