究極のフレグランスガイド!各ブランドの聖典ページ一覧にすすむ
ブルガリ

【ブルガリ】ブルガリ マン ブラック コロン(アルベルト・モリヤス)

ブルガリ
©BVLGARI
この記事は約3分で読めます。

ブルガリ マン ブラック コロン

原名:Bvlgari Man Black Cologne
種類:オード・トワレ
ブランド:ブルガリ
調香師:アルベルト・モリヤス
発表年:2016年
対象性別:男性
価格:60ml10,120円、100ml/13,640円

スポンサーリンク

氷のように冷たい水と火山から吹き出す溶岩の香り

©BVLGARI

1884年にイタリアのローマで創業されたブルガリの130周年を記念して『ブルガリ マン シリーズ』第三弾として発売されたのが「ブルガリ マン イン ブラック」です。ネオ・オリエンタル(フローラルオリエンタル)と称されたこの香りのオーデコロン・ヴァージョンとして2016年4月に発売されたのが、「ブルガリ マン ブラック コロン」でした。アルベルト・モリヤスによる調香です。

ブルガリ マン」が、大人の男性のさりげない心遣いと包容力を、清潔感溢れるウッディな香りで表現したならば、「ブルガリ マン エクストレーム」はそんな男性が見せる〝ONタイム〟の横顔です。さらに「マン イン ブラック」は、もっともっと大きな器と情熱を感じさせる熱い想いと確固たる信念を持つ男性から迸る情熱の香りなのです。

つまりは『香りのワードローブ』三部作として、「ブルガリ マン」が〝オフタイム〟「マン エクストレーム」が〝オンタイム〟「マン イン ブラック」が〝ドラマティック〟という具合に、それぞれ全く違う男性像が投影されているのです。

そのオーデコロン・ヴァージョンは、「燃える水」をイメージしたラム酒に、煌くベルガモットとマンダリンのシトラスノートと、フレッシュなグリーンノートのコントラストが降り注ぐようにしてははじまります。

氷のように冷たい水と火山から吹き出す溶岩が見事に調和され、優しく酔わせてくれるようなはじまりです。ちなみにオリジナルの「マン イン ブラック」において、ラム酒はタバコやスパイスとブレンドされていました。

やがて甘くてグリーンでほんのりとスパイシーなチューベローズを中心に、爽やかなオレンジ・ブロッサムがシトラスとグリーンノートのフレッシュ感を引き立ててくれます。

そして、ドライダウンと共に、リッチな甘さのアンバーと蜂蜜のようなベンゾイン、クリーミーなサンダルウッドが溶け合い、肌の上に温かな余韻を残してくれるのです。

スポンサーリンク

香水データ

香水名:ブルガリ マン ブラック コロン
原名:Bvlgari Man Black Cologne
種類:オード・トワレ
ブランド:ブルガリ
調香師:アルベルト・モリヤス
発表年:2016年
対象性別:男性
価格:60ml10,120円、100ml/13,640円


トップノート:シトラス、グリーンノート、ラム
ミドルノート:チューベローズ、オレンジ・ブロッサム
ラストノート:サンダルウッド、アンバー、ムスク、ベンゾイン