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シャネル

【シャネル】アリュール オードゥ トワレット(ジャック・ポルジュ)

シャネル
©CHANEL
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アリュール オードゥ トワレット

原名:Allure Eau de Toilette
種類:オード・トワレ
ブランド:シャネル
調香師:ジャック・ポルジュ
発表年:1996年
対象性別:女性
価格:50ml /14,520円、100ml /20,350円
公式ホームページ:シャネル

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どんなものでも与えてくれる王子様の香り

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1996年にシャネルが生み出した香りは、実にシャネルらしいテーマを持ったフレグランスでした。その名を「アリュール」と言います。「アリュール」とは、フランス語と英語で「魅力、魅惑する」という意味です。

この香りには、通常の香りのピラミッド構造は存在しません。身に纏う人それぞれにその人だけのその時の魅力が反映されるように香り立つように調香されています。

それはまるで六面にファセット・カットされたダイアモンドの一面に光が当たり輝くように、六つの香りのうちのひとつが、その人の魅力に反映し、優雅なブルボンバニラと絡み合い、シンクロするように香りを放つのです。

  1. シトラス=レモンとベルガモット
  2. フルーツ=マンダリンオレンジとピーチ
  3. フローラル=メイローズとジャスミン、スイレン、ピオニー、マグノリア、オレンジブロッサム
  4. ウッディ=サンダルウッドとベチバー
  5. オリエンタル=アンバー
  6. アニマリック=ムスク

つまりは、今自分が欲しいものをどんなものであろうとも与えてくれる〝王子様の香り〟なのです。

万華鏡のようなフローラル・フレッシュ・オリエンタルの香りは、シャネルの三代目専属調香師ジャック・ポルジュによって調香されました。

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女性の魅力を最大限に引き出してくれるバニラ

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ここに存在するバニラは、フレッド・アステアのようなバニラです。女性の魅力を最大限に引き出してくれるシャネルのバニラです。

セクシーになりたい女性に、脚線美と胸の谷間を与え、知性的になりたい女性に、眼鏡と集中力を与え、自分が何者か分からない女性に、ヒントを与えてくれる香りです。

ルカ・トゥリンは『世界香水ガイド』で、「アリュール」を「グリム・フローラル」と呼び、「初めに「マスト」(カルティエ、1981)があった。むかつく安っぽいチョコレートの香水で、ドライダウンは忘れがたいバニラとパチョリとインドールだったが、大当たりした。その香調で驚くべきは(なかなか消えないことを別にすれば)、ダーク系のフフェイスパウダーとまったく同じ匂いだったことだ。」

「10年後に、「デューン」(ディオール、1991)が見事なひらめきで最初のアイデアをひっくり返し、鉛色の空の下に広がる砂漠の色のような、冷えびえした香りを作り出した。当時は誰もおもしろいとは思わなかった。市場には5年早いより半年遅れのほうがましというルールがあるそうだが、アリュール(1996)はデューンのアイデアを借りて、それをもう少し優しくした感じ。」

「フルーティなトップノートが、ベースの陰気なメッセージを少し和らげている。かくしてアリュールは、香水を楽しむでも自分の趣味をひけらかすでもなく、もっぱら社会的な地位の証しとして香りを発散させたい女性向きの製品となった。」と2つ星(5段階評価)の評価をつけています。

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香水データ

香水名:アリュール オードゥ トワレット
原名:Allure Eau de Toilette
種類:オード・トワレ
ブランド:シャネル
調香師:ジャック・ポルジュ
発表年:1996年
対象性別:女性
価格:50ml /14,520円、100ml /20,350円
公式ホームページ:シャネル


トップノート:レモン、ベルガモット、マンダリン・オレンジ、ピーチ、パッションフルーツ
ミドルノート:ジャスミン、スイレン、ハニーサックル、フリージア、マグノリア、メイローズ、ピオニー、オレンジブロッサム
ラストノート:サンダルウッド、ベチバー、バニラ、パチョリ、アンバー

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アリュール香水広告フォト集

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