究極のフレグランスガイド!各ブランドの聖典ページ一覧にすすむ
カイエデモード香水図鑑より感謝申し上げます|2025年8月23日

2025年8月21日~22日終日に渡りご寄付を募らせて頂きました。日本の香水文化を豊かにしていくお手伝いを微力ながらしていきたいというカイエデモードの活動に対し、多くの方々の賛同を頂き、心より感謝申し上げます。併せて改めて、今までご支援頂いている皆様にも、この場にて感謝申し上げます。

詳細ページへ

【ディースクエアード】ポティオン マン(アニック・メナード)

その他のブランド
©DSQUARED²
その他のブランド
この記事は約3分で読めます。

ポティオン マン

原名:Potion
種類:オード・パルファム
ブランド:ディースクエアード
調香師:アニック・メナード
発表年:2011年(廃盤)
対象性別:男性
価格:不明

スポンサーリンク

ディースクエアードの第二弾メンズ・フレグランス

©DSQUARED²

2011年にディースクエアードの第二弾メンズ・フレグランスとして発売されたのが「ポティオン(ポーション)」です(第一弾は、2007年に発売された「ヒー ウッド」)。

その香りの名は、女性を誘惑し、征服し、情熱の虜にする〝魔法の秘薬、媚薬〟の意味です。パチョリとアンバーベースのオリエンタル・シプレの香りは、アニック・メナードにより調香されました。

ちなみに2012年にペア・フレグランスとして「ポティオン ウーマン」が発売されました。こちらの調香はクリスティーヌ・ナジェルによるものでした。

スポンサーリンク

想定以上に個性的で、存在感のある〝スカッとさわやかな媚薬〟

©DSQUARED²

©DSQUARED²

〝媚薬〟は、温かくスパイシーなシナモンからはじまります。すぐにタイムとアンジェリカのハーバルさと鋭いミントが溶け込んでゆき、スカッとさわやかな甘いコカコーラのような感覚が広がってゆきます。それはまるで男性の素肌との相性が抜群な、独特なスパイスのバランスに満たされていくようです。

そして、ドライなシダーウッドとアーシィーなパチョリが到来します。どこかスモーキーな、ほのかにインセンスのようなカシミアウッドが、華やかに開花するローズを、滑らかにスパイシーな心地良さで包み込んでゆきます。やがてアンバーとムスクの余韻が広がってゆきます。

素晴らしいウッディアンバー×インセンスの香りとして、その独特なスパイシーな甘さ故に、2003年にミシェル・アルメラックが調香した「グッチ プールオム」とよく比較される香りです。

キャンペーン・モデルは、ポーランド出身のファッション・モデル、マルゴシア・ベラ(1977-)とディエゴ・ミゲルが起用され、マリオ・ソレンティにより撮影されました。

スポンサーリンク

香水データ

香水名:ポティオン マン
原名:Potion
種類:オード・パルファム
ブランド:ディースクエアード
調香師:アニック・メナード
発表年:2011年(廃盤)
対象性別:男性
価格:不明


トップノート:アンジェリカ、タイム、ミント
ミドルノート:シナモン、ローズ、ペッパー、ゲンチアナ
ラストノート:カシミアウッド、パチョリ、アンバー、ムスク