アル・パチーノ 【スカーフェイス】トニー・モンタナ帝国とアル・パチーノ 1980年代から90年代にかけて社会の最底辺に生きるワル達に絶大な影響力を生み出した〝悪党の教科書〟。特に黒人のギャングスタ・ラッパーやブラジルやメキシコの麻薬ギャングたちに今も愛され続けている作品。それが1983年にブライアン・デ・パルマが監督した『スカーフェイス』。 2022.08.10 2024.01.10 アル・パチーノ
その他の現代の女優たち 『スカーフェイス』Vol.9|ミシェル・ファイファーの元祖ウェイフルック コカインとアルコールで生きているエルヴィラのコカイン・シックとでも言うべき退廃的な存在感です。それはまさに1993年にケイト・モスによって先導されたウェイフルックの先駆けとも言えるものであり、ミシェル・ファイファーは、過酷なダイエットを行いつつこの撮影に臨んでいたのでした。 2022.08.09 2024.01.10 その他の現代の女優たち
その他の現代の女優たち 『スカーフェイス』Vol.8|ミシェル・ファイファーのディスコ・ドレス エルヴィラ・ルックから、ジャンニ&ドナテラ・ヴェルサーチ、ジョルジオ・アルマーニ、ダナ・キャランなどのファッション・デザイナーが受けた影響は絶大です。それはポップスターに対してもそうであり、リアーナも本作の熱狂的なファンです。 2022.08.08 2024.01.10 その他の現代の女優たち
その他の現代の女優たち 『スカーフェイス』Vol.7|ミシェル・ファイファーのショートボブ 1980年代の香港ノワール映画の中でよく盗用されていたジョルジオ・モロダーの無機質なシンセサウンドと共に、この魂のない女は登場する。その名はエルヴィラ・ハンコック。80年代クールビューティーの代名詞として、ファッション・シーンに大いなる影響を与えるようになったのです。 2022.08.07 2024.01.10 その他の現代の女優たち
アル・パチーノ 『スカーフェイス』Vol.6|アル・パチーノのトニー・モンタナ伝説 『スカーフェイス』が、〝永遠の男たちのバイブル〟である理由は、悪趣味なまでに金ぴかな宮殿のような邸宅で、高価なスーツ姿で、戦争で使用するレベルの銃器で、大銃撃戦を行い果てるところにありました。 2022.08.06 2024.01.10 アル・パチーノ
アル・パチーノ 『スカーフェイス』Vol.5|アル・パチーノ=トニー・モンタナ愛用香水 トニー・モンタナは、ジェームズ・キャグニーとハンフリー・ボガートのギャング映画によって英語を学んだと豪語しているように、彼のファッションは、1930年代から40年代のギャングスター・スタイルに大いなる影響を受けています。 2022.08.05 2024.01.10 アル・パチーノ
アル・パチーノ 『スカーフェイス』Vol.4|トニー・モンタナと『白と赤の美学』 虫に食われやすいという快適さと不便さが同居したファッションの本質を体現するようなシルクという素材を身につけることは、まさに〝王の特権〟なのです。トニー・モンタナのそのチンピラな振る舞いの中に、有無を言わせぬ威厳が漂うのは、シルクが生み出す優雅なシルエットゆえなのです。 2022.08.04 2024.01.10 アル・パチーノ
アル・パチーノ 『スカーフェイス』Vol.3|トニー・モンタナと世界で最も薄い高級時計 とにかくスーツで決めているにも関わらずトニーも相棒のマニーも、競い合っているが如く、シャツのボタンを外し、胸毛を誇示しています。さて、このシーンから登場するのが、コンコルドのデリリウム マリナーという、当時世界最高の薄さを誇った黄金の腕時計です。 2022.08.03 2024.01.10 アル・パチーノ
アル・パチーノ 『スカーフェイス』Vol.2|アル・パチーノとアロハシャツとチェーンソー いまだに語り継がれる衝撃のチェーンソー・シーン。ただリアルに描くのではなく、映画としての様式美を決して失うことなく、さらにアル・パチーノという役者を私達の脳裏から忘れ去らせ、トニー・モンタナを見ている気分にさせらせる明確なスイッチがこのシーンには存在するのでした。 2022.08.02 2024.01.10 アル・パチーノ
アル・パチーノ 『スカーフェイス』Vol.1|アル・パチーノとアル・カポネ 1990年代から現在に至るまで、黒人やヒスパニック系のファッション&カルチャーに最も影響を与えた映画を三つ挙げよと言われたならば、そのうちのひとつに『スカーフェイス』が入ることは間違いないでしょう。「トニー・モンタナは私のお気に入りの役のひとつだ!」とアル・パチーノが回想する作品です。 2022.08.01 2024.01.10 アル・パチーノ
ブロンディ 【ブロンディ】第五章 ハンギング・オン・ザ・テレフォン|リアル・ギズモ 全く売れなかったパワーポップバンド・ナーヴスの1976年の同名曲をカバーしたこの曲は、ブロンディのニューウェイブバンドとしての実力を見るのにうってつけです。とにかく、もう、デボラ・ハリーの表情がすごい事になってます。特に「テ~レフォ~ン」とシャウトするチカラの入り方が、もう惚れ惚れするくらい男前です。 2019.11.07 2023.11.01 ブロンディ