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カイエデモード香水図鑑を応援する|2025年9月3日

【ルラボ】シティ エクスクルーシブ コレクションの全て18作品の記事が完成しました。カイエデモードのサイトの制作&運営費は、最高責任者の私費と皆様のご寄付により賄われております。日本の香水文化を豊かにしていきたいというカイエデモードの大いなる活動にあたり、2025年9月2日~3日終日に渡りご寄付を募らせて頂きます。

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舞台恐怖症(1950)【映画の中のファッション】(3ページ)

マレーネ・ディートリッヒ
マレーネ・ディートリッヒ
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「わたしはこの作品の中のヘアスタイルが大嫌い!」



ヘアスタイルはひどいものよ。映画全体を通じてね。〝老婦人の細かなカール〟的でありすぎたの。わたしがいつも言ってることだけど、イギリス人には女の映画が作れないのよ。

マレーネ・ディートリッヒ

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ディオール・ディートリッヒ・スーツ






そして、最後に、クリスチャン・ディオールがなぜクリスチャン・ディオールであり、マレーネ・ディートリッヒがなぜマレーネ・ディートリッヒであるかを教えてくれる究極のスカートスーツが登場します。

マレーネ・ディートリッヒは、なぜ永遠の女性の憧れなのでしょうか?それは、ある程度の年齢を重ねていかないと、その魅力を理解することが出来ない存在であるという次元を超えた、〝本当に美しいのか?実際のところ、究極の醜さなのか?〟よく分からない存在感に包まれているからなのではないでしょうか?

美しさとは、個性であり、物腰であり、教養であることを教えてくれる人。それがマレーネ・ディートリッヒなのです。

彼女の前では、アンチ・エイジングなどクソくらえなのです。マレーネ・ディートリッヒ、当時47歳。だから、彼女は美しいのです。