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カイエデモード香水図鑑を応援する|2025年5月30日~6月1日終日

2025年夏に9年目を迎えるカイエデモード香水図鑑。このたび聖地調査が完了し、5月より東京・横浜・名古屋・大阪・京都・神戸の約100か所の『香水超聖地ガイド』の更新を行っております(6月中に完成予定)。さらに、4月末より、これからの日本の香水業界を動かしていく25人のキーパーソンのインタビュー記事『フレグランス・アイコン・インタビューズ』を公開させて頂いております。

この大いなる活動にあたり、2025年5月30日~6月1日終日にあたりご寄付を募らせて頂きます(エックスのDMが半日不調であったため1日延期させて頂きます)

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舞台恐怖症(1950)【映画の中のファッション】(3ページ)

マレーネ・ディートリッヒ
マレーネ・ディートリッヒ
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「わたしはこの作品の中のヘアスタイルが大嫌い!」



ヘアスタイルはひどいものよ。映画全体を通じてね。〝老婦人の細かなカール〟的でありすぎたの。わたしがいつも言ってることだけど、イギリス人には女の映画が作れないのよ。

マレーネ・ディートリッヒ

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ディオール・ディートリッヒ・スーツ






そして、最後に、クリスチャン・ディオールがなぜクリスチャン・ディオールであり、マレーネ・ディートリッヒがなぜマレーネ・ディートリッヒであるかを教えてくれる究極のスカートスーツが登場します。

マレーネ・ディートリッヒは、なぜ永遠の女性の憧れなのでしょうか?それは、ある程度の年齢を重ねていかないと、その魅力を理解することが出来ない存在であるという次元を超えた、〝本当に美しいのか?実際のところ、究極の醜さなのか?〟よく分からない存在感に包まれているからなのではないでしょうか?

美しさとは、個性であり、物腰であり、教養であることを教えてくれる人。それがマレーネ・ディートリッヒなのです。

彼女の前では、アンチ・エイジングなどクソくらえなのです。マレーネ・ディートリッヒ、当時47歳。だから、彼女は美しいのです。