その他の男優たち 『トゥルー・ロマンス』Vol.4|クリスチャン・スレーターとエルヴィス・プレスリー はじまりはこうです。25歳くらいの童貞青年クラレンスは、自分の誕生日を祝うために映画館で「ソニー千葉」特集上映を見て、一人過ごしています。そんな時に、豹柄のコートに、赤のボディコン姿のブロンドヘアのかわいい女の子が、ポップコーン片手に自分の後ろの席にやって来たのでした。 2023.07.04 2025.03.31 その他の男優たち
その他の現代の女優たち 『トゥルー・ロマンス』Vol.3|ナイスボディじゃない女性の守護神 アラバマ・ウィットマン この作品のファッション史における偉大なる記録。それは1990年代のバービースタイルの記録です。それは低身長で、スタイルが抜群に良いわけではない女性にとってのバービースタイル=10倍増し美人になるための実践方法としてのアラバマ・スタイルでした。 2023.07.03 2025.03.31 その他の現代の女優たち
その他の現代の女優たち 『トゥルー・ロマンス』Vol.2|パトリシア・アークエットの元祖コギャル・ファッション パトリシア・アークエットが演じたアラバマ・ウィットマンというキャラクターが90年代以降のファッション・シーンに与えた影響は絶大です。このスタイルが、1990年代から2000年代に大流行する日本のコギャル・ファッションのはじまりのきっかけの一つとなったのでした。 2023.07.02 2025.03.31 その他の現代の女優たち
その他の現代の女優たち 『トゥルー・ロマンス』Vol.1|スーパーヘビー級マフィアと戦うパトリシア・アークエット 全てを物語るのは、撮影にあたり当時24歳だったパトリシア・アークエットが、監督のトニー・スコットにお願いした事柄です。それは戦うシーンの撮影の前には、「闘魂ビンタしてください」というお願いでした。 2023.07.01 2025.03.31 その他の現代の女優たち
ペンハリガン 【ペンハリガン】エンプレッサ(マイク・パロット/クリスチャン・プロヴェンザーノ) 「トレードルート コレクション」が2014年に発売されました。その3種類のうちのひとつが「エンプレッサ」です。その名の意味は「女帝」です。マイク・パロットにより調香されました。2018年には、クリスチャン・プロベンザーノがオード・パルファムへと進化させました。 2023.06.02 2025.03.31 ペンハリガン
その他の現代の女優たち 【天使の涙】女は涙でメイクを落とした瞬間、生まれ変わる。 ウォン・カーウァイ×クリストファー・ドイル(超ワイドレンズ)が最も魅力的だった時代の作品。そして、金城武をはじめとする個性的な登場人物。しかし、何よりも、ミッシェル・リーというこの作品のために生まれてきたような絶世の美女の存在感につきるのです。 2023.05.07 2025.03.31 その他の現代の女優たち
その他の男優たち 『天使の涙』Vol.6|金城武とプラダ 5歳の時、期限切れのパイナップルの缶詰を食べすぎて以来、口がきけなくなった男モウを演じるのは金城武です。パイナップル色のシャツがとても似合うモウは、失恋したばかりの娘チャーリー・ヤンに初恋し、そして、「パイナップルの缶詰のように恋愛には賞味期限がある」ことを知るのでした。 2023.05.06 2025.03.31 その他の男優たち
その他の現代の女優たち 『天使の涙』Vol.5|渋谷発のコギャル文化に影響を与えたカレン・モク カレン・モクのファッションが渋谷発のコギャル文化に与えた影響は計り知れません。僅か10数分だけの彼女の出演シーンが、本作の全てを食い尽くしたのかもしれません。ブロンディのこのファッションが映し出されたスチール写真は、本作のポスターやビデオ、DVDなどの多くのメディアを埋め尽くすことになりました。 2023.05.05 2025.03.31 その他の現代の女優たち
その他の現代の女優たち 『天使の涙』Vol.4|ミシェル・リー。ただこの映画のためだけに存在した女 ただこの作品のためだけに存在した女優と言い切ってもいい程の存在感を示したミッシェル・リー。しかし、僅かこの一作で彼女は、21世紀のファッション・シーンに影響を与え続ける不動のファッション・アイコンとなりました。 2023.05.04 2025.03.31 その他の現代の女優たち
その他の現代の女優たち 『天使の涙』Vol.3|ミッシェル・リーとカレン・モクと香水 本作のミッシェル・リーのファッション・スタイルは、90年代において極めてアジア的であり、当時の欧米人にとっては、想像もつかないスタイリングだったと言えるでしょう。そして、後のアレキサンダー・ワンやフィリップ・リムを生み出す源流となったのです。 2023.05.03 2025.03.31 その他の現代の女優たち
その他の現代の女優たち 『天使の涙』Vol.2|1988年度ミス香港 ミッシェル・リー 女エージェントを演じるミッシェル・リーは、1988年にミス香港に輝き、1995年当時、絶世の美貌とスタイルで、中華圏一の美女「楊貴妃の再来」とまで言われた人です。そんな彼女が、本作において、結果的には、唯一と言ってもいい程の女優としての存在感を示したのでした。 2023.05.02 2025.04.01 その他の現代の女優たち
その他の現代の女優たち 『天使の涙』Vol.1|ミッシェル・リーとエナメルボディコン 切れ長だが、ポルトガル系のハーフだけあって東洋人離れしたその大きな目に、シャギーの入ったストレートの黒髪が魅力的なミッシェル・リー。そのファッションを形成するものはほとんどチープなケミカルであり、デカめのアクセサリー、カラフルなネイル、そして、煙草の香りで身を包んでいます。 2023.05.01 2025.04.01 その他の現代の女優たち
オードリー・ヘプバーン 【マイ・フェア・レディ】オードリー・ヘプバーンの不滅のミュージカル超大作 オードリー・ヘプバーンが『パリの恋人』(1957)以来となるミュージカル映画に挑戦した『マイ・フェア・レディ』は、元々はジュリー・アンドリュースがイライザ役で超ロングラン・ヒットを飛ばしたブロードウェイ・ミュージカルでした。 2023.04.09 2025.03.31 オードリー・ヘプバーン
オードリー・ヘプバーン 『マイ・フェア・レディ』Vol.8|映画の中で登場しなかったオードリーの膨大な衣装② 撮影前に意気投合していた監督のジョージ・キューカーと衣装デザイナーのセシル・ビートンは、撮影が進むにつれて、セット内で口論を繰り返すようになりました。その理由は、オードリー・ヘプバーンの写真撮影についてです。 2023.04.08 2025.03.31 オードリー・ヘプバーン
オードリー・ヘプバーン 『マイ・フェア・レディ』Vol.7|映画の中で登場しなかったオードリーの膨大な衣装① 女優として最も輝いている瞬間を残したいという思いが、オードリー・ヘプバーン(1929-1993)に一つの決断をさせました。セシル・ビートンによってデザインされた、エキストラのためのドレスを見て感動し、全てを着て写真に撮ってもらうことでした。 2023.04.07 2025.03.31 オードリー・ヘプバーン
オードリー・ヘプバーン 『マイ・フェア・レディ』Vol.6|ジュリー・アンドリュースとオードリーとアカデミー賞 1965年4月5日、アカデミー賞の授賞式が行われました。1964年の話題作は、『マイ・フェア・レディ』一色でした。しかし、時代の新たなミューズは、3月から公開され大ヒットしていた『サウンド・オブ・ミュージック』の主人公であり、『メリー・ポピンズ』の主演を演じたジュリー・アンドリュースでした。 2023.04.06 2025.03.31 オードリー・ヘプバーン
オードリー・ヘプバーン 『マイ・フェア・レディ』Vol.5|ジバンシィがデザインした訳ではない素晴らしいイブニングドレス 『マイ・フェア・レディ』の舞踏会のシーンで登場するイブニングドレスは、日本のウエディング雑誌でよく取り上げられるドレスなのですが、よくその中で、〝ジバンシィによる〟という但し書きが書かれています。しかし本作には、ユベール・ド・ジバンシィのデザインによるドレスは、一切登場しません。 2023.04.05 2025.03.31 オードリー・ヘプバーン
オードリー・ヘプバーン 『マイ・フェア・レディ』Vol.4|レディにしあがるイライザのアイコニック・ドレス 『マイ・フェア・レディ』のハイライト・シーンであるアスコット競馬場のシーンは、あっと驚く変身を遂げたオードリー・ヘプバーン扮するイライザが登場する最も重要なシーンです。 2023.04.04 2025.03.31 オードリー・ヘプバーン
オードリー・ヘプバーン 『マイ・フェア・レディ』Vol.3|オードリーが自分自身で歌いたかった「踊り明かそう」 『マイ・フェア・レディ』の中で最も有名な劇中歌である「踊り明かそう」。オードリー・ヘプバーン(1929-1993)は、本作に出演するにあたり、全ての歌を自分自身で歌おうと決めていました。そのため映画撮影に入る前から、5週間にわたって、ときには一日5,6時間もレッスンに集中していました。 2023.04.03 2025.03.31 オードリー・ヘプバーン
オードリー・ヘプバーン 『マイ・フェア・レディ』Vol.2|レディに変身する寸前のオードリーとセシル・ビートン 本作の全ての衣装デザインと美術デザインを担当したのが、セシル・ビートン(1904-1980)という後にサーの称号を頂く事になる英国のファッション・フォトグラファーです。彼は188㎝の長身と共に映画俳優顔負けのダンディズムとチャームを兼ね備えていました。 2023.04.02 2025.03.31 オードリー・ヘプバーン