長谷紅

ジェームズ・ボンド

【007/サンダーボール作戦】最初から最後まで空飛ぶジェームズ・ボンド

空飛ぶジェームズ・ボンドがソーツ姿で現れ、ダイビングウェットスーツ姿のボンドがボンドガールと共に、空を飛んで去って行った瞬間、ボンドは、世界中のスーツと美女を愛する男性にとってのタイムレス・アイコンになったのでした。
ボンド ガール

『007/サンダーボール作戦』Vol.9|ルチアナ・パルッツィとレーシングスーツ

この作品のファッション史における歴史的価値は、レーシングスーツの存在に尽きます。そして、ルチアナ・パルッツィ(1937-)という2ndボンド・ガールもその演技力によってではなく、レーシングスーツを着た写真によって永遠のものとなったのです。
ボンド ガール

『007/サンダーボール作戦』Vol.8|元祖・峰不二子 ルチアナ・パルッツィ

このイメージがマリアンヌ・フェイスフルの『あの胸にもういちど』(1968)を経て、『ルパン三世』の峰不二子のイメージに繋がり、更には、ファッションにおけるオールブラックが生み出すクール・ビューティの教本となったのです。
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ボンド ガール

『007/サンダーボール作戦』Vol.7|クローディーヌ・オージェとウェットスーツ

女性におけるホクロ位置の大切さを痛感させてくれるクローディーヌ・オージェの唇とあごの間にあるホクロ。後に『キャッツ・アイ』の来生泪(きすぎるい)に影響を与えました。
ボンド ガール

『007/サンダーボール作戦』Vol.6|クローディーヌ・オージェ=水中銃を持つ女

物語の半ばに唐突に、それまでワンピース水着だけを着ていたクローディーヌ・オージェが、派手なビキニ姿で登場します。物語の中では、瞬間で消えていくこのビキニルックが、当時の人々のビキニに対する認知度を高めたともいえます。
ボンド ガール

『007/サンダーボール作戦』Vol.5|クローディーヌ・オージェという絶世の美女

身長172cm。僅か16歳でミス・ワールドNo.2に選ばれ、その翌年、23歳も年が離れた映画監督と結婚した典型的フランス女・クローディーヌ・オージェ。その八頭身のボディラインは言うまでもなく、ルックスも極めて現代的であり、どこか中性的な雰囲気もあり、とてつもないほどの脚線美を持つ女性です。
ジェームズ・ボンド

『007/サンダーボール作戦』Vol.3|ショーン・コネリーとダイビングウェットスーツ

オープニングで空を飛んだジェームズ・ボンドは、前3作の制作費の合計を上回る制作費をかけた本作において、カリブ海を潜ります。神秘的な熱帯魚や獰猛なサメが登場するエメラルド・ブルーの海をダイビングする姿に、人々はときめきました。
ジェームズ・ボンド

『007/サンダーボール作戦』Vol.1|空を飛ぶショーン・コネリー

『007/ゴールドフィンガー』で頂点に達したかのように見えたボンド・ムービーの快進撃は実はほんの始まりに過ぎませんでした。本作は前3作品を超える大ヒットとなりました。そして、作品の1/4が水中で撮影されたというこの作品のオープニングは、グレーのスーツを着たジェームズ・ボンドが空を飛び始まるのでした。
その他のブランド

【グラフ】レセディ ラ ロナ Ⅲ(ジェローム・エピネット)

英国の宝石商グラフは、膨大な試作品の中から、約2年の創作期間を経て、6種類の香りからなる「レセディ ラ ロナ フレグランス コレクション」が2020年3月にロンドンのハロッズで発表されたのでした。そのうちのひとつ「レセディ ラ ロナ Ⅲ」は、ジェローム・エピネットにより調香されました。
ゲラン

【ゲラン】ウード ユズ フォルテ(デルフィーヌ・ジェルク)

2022年からはじまる『アクア アレゴリア フォルテ=究極のアクア・アレゴリア』の新作として2023年9月1日にさらなる三種類の〝フォルテ〟が加わりました。そのうちのひとつ「ウード ユズ フォルテ」はゲランの調香師デルフィーヌ・ジェルクにより調香されました。
梶芽衣子

【女囚さそり】さそりルック=女優帽とロングコートをオールブラックでまとめる

『北斗の拳』のケンシロウのキャラ設定に影響を与えたのは松島ナミではないかという程、セリフの少ない主人公が活躍する『女囚さそり』は、1970年に「ビッグコミック」で連載された篠原とおる(代表作『0課の女』『ワニ分署』)の人気劇画の映画化として梶芽衣子主演で1972年から4作品制作されました。
梶芽衣子

『女囚さそり』シリーズVol.3|「第41雑居房」「けもの部屋」「701号怨み節」

1972年から73年にかけての『女囚さそり』シリーズが、全身黒づくめがここまで似合う梶芽衣子様という類まれなるファッション・アイコンの存在により、コムデギャルソンの川久保玲やヨウジ・ヤマモトからどのような影響を受け、または与えていったかを検証してみることは非常に興味深いことです。
梶芽衣子

『女囚さそり』シリーズVol.2|第一作目 女囚701号さそり(1972)

『北斗の拳』のケンシロウのキャラ設定に影響を与えたのは彼女ではないかと思わせるほどのセリフの少なさ。それは梶芽衣子様自身のアイデアでした。沈黙の美学。そして、能面のような美貌。まさにアルティメット・ミニマルな存在の美学に、芽衣子様が演じるさそりは満ち溢れています。
梶芽衣子

『女囚さそり』シリーズVol.1|梶芽衣子様とさそりルック

この作品によって生み出された名曲「怨み節」。梶芽衣子様は、10代より女優業に従事しており、この本作の一作品の後、結婚し引退を考えていました。しかし、この作品のシリーズ化が、彼女の結婚を奪ってしまいました。
その他の伝説の女優たち

【地獄に堕ちた勇者ども】第三帝国のファッションの美学

ルキノ・ヴィスコンティが1969年に監督したイタリア・西ドイツ合作の映画。『ベニスに死す』『ルートヴィヒ』へと続く「ドイツ三部作」の第1作目として、1930年代前半のナチスが台頭するドイツにおける鉄鋼一族の凋落を描いた作品。
その他の男優たち

『地獄に堕ちた勇者ども』Vol.6|ヘルムート・バーガーとナチ式敬礼

ヘルムート・バーガーという俳優は、まさにアンドロギュヌスを体現した俳優でした。男性を美しいと思わせるアラン・ドロンに匹敵する人でした。この人は、ファッション・アイコンではなく、アンドロギュヌス・アイコンなのです。
その他の男優たち

『地獄に堕ちた勇者ども』Vol.5|ヘルムート・バーガーと女装

この映画のシンデレラ・ボーイの名をヘルムート・バーガーと呼ぶ。彼は当時ヴィスコンティの寵愛を一身に受けていました。20代のうちにしか出来ないことその一。それは才能の豊かな中年の男性と女性に寵愛されることです。人生とは年長者から学ぶ数だけ、その成長の度合いは高まるのです。
その他の伝説の女優たち

『地獄に堕ちた勇者ども』Vol.4|イングリッド・チューリンとヘルムート・バーガー

イングリッド・チューリン扮するゾフィーは、その時まで、人に対する感情などおおよそ持ち合わせていないような怪物でした。そんな彼女が、母子相姦によって、息子に対する母親の愛情と後悔の念を感じてしまい、その感情に陶酔感さえ覚えてしまうのでした。
その他の伝説の女優たち

『地獄に堕ちた勇者ども』Vol.3|イングリッド・チューリン、怪物のような美女

スウェーデンという国が生み出した至宝の女優イングリッド・チューリン(1926-2004)。そのアイシー・ブロンド・ヘアーと冷たい美貌を生かし“雪で覆われた火山”の女性を演じることを得意としてきた彼女は、間違いなくこの作品の怪物でした。
シャーロット・ランプリング

『地獄に堕ちた勇者ども』Vol.2|シャーロット・ランプリングとルキノ・ヴィスコンティ

シャーロット・ランプリングが、女性誌においてファッション・アイコンとして取り上げられるとき、どのブランドを愛用していますという観点ではなく、彼女自身の生き様に焦点が当てられます。それは間違いなく彼女の「自然体」かつ「求道的な」演技スタイルと生き方から導き出されたものなのでしょう。
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