オードリー・ヘプバーンのすべて【1954】中編(2ページ)
All About Audrey Hepburn
オードリー・ヘプバーン出演作一覧
オードリー・ヘプバーン出演作一覧の続き
オードリーと言えば、ジバンシィと、フェラガモ
オードリー・ルック<1954年>5 シャンタン・ワンピース
- ソレール・フォンタナのグリーンのシャンタン・ワンピース。ネックラインのカッティングも、ポケットの位置もすごく可愛い、ストライプは黒色
- イタリアで特注したストローバスケット
『オンディーヌ』のブロードウェイ公演が6月26日に終わり、オードリーは長期休暇に入りました。そして、『ジジ』の脚本家のアニタ・ルース(『紳士は金髪がお好き』の脚本も担当した)の紹介により、1954年8月21日に、イタリア・フィレンツェのスピーニ・フェローニ宮にて、念願のサルヴァトーレ・フェラガモのシューズを作ることになります。
それにしても、このショートカットのヘアスタイルと、ナチュラルメイクに、ワンピースのオードリー・スタイルは、今後二度と再現しない『1954年の奇跡』です。フェラガモと対面した時のオードリーの表情は実に緊張した面持ちで、精悍であり、美女という言葉よりも、美少女という言葉が相応しい不思議な魅力に包まれています。
バカンスはエミリオ・プッチと共に。
オードリー・ルック<1954年>6 バカンスルック
- 白のニット
- エミリオ・プッチのショートパンツ、黒と白の格子じまと二つのフェイクポケット、1954年SS
1954年スイスのビュルゲンシュトックにて。オードリーが頭にかぶるそれぞれのアイテムが、珍しく悪趣味です。