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【エルメス】コロン エルメスの全て

エルメス
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コロンエルメス

Collection Les Colognes 1979年にフランソワーズ・キャロンが調香したエルメス最初のコロン「オーデ コロン ドゥ エルメス」の30周年を記念して、2009年にエルメスの初代専属調香師ジャン=クロード・エレナが「オー ドランジュ ヴェルト」として現代風に再調香したことから『コロン エルメス』コレクションは、スタートしました。

コロンとは、じっくりとではなく…すぐに喜びを感じることができる〝歓喜を浴びる水〟なのです。

『調香師日記』ジャン=クロード・エレナ

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華麗なる〝エルメスの奇跡の水〟シリーズ

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オーデ・コロンの時間は、自由と創造性を与えてくれる。この点で、エルメッセンスの時間に近い。しかしよく知られているように、製品の表現方法による違いがある。オーデ・コロンは、19世紀に現れて現在まで残っている道徳的な慣習により、体の手入れと衛生のために使われる。すぐによい気持ちにしてくれるが、性的なものは取り除かれている。この華美でなく一見無害なオーデ・コロンがいま、ひたすら変貌しようとしている。こんにちのオーデ・コロンのひとつの動作、儀式、そして、ユニセックスが受け入れられた以上もはやうわべのものではない快楽を、よりどころにしているのである。

ジャン=クロード・エレナ

エルメスの最初のコロンは、1979年にフランソワーズ・キャロンにより調香された「オーデ コロン ドゥ エルメス」から始まりました。そして、エルメスのコロン発売30周年を記念し、2009年4月30日に『コロン エルメス』が発売されました。

その三作品のうちの一つとして、「オー ドランジュ ヴェルト」の名に改められていた「オーデ コロン ドゥ エルメス」は、ジャン=クロード・エレナによって現代風にアレンジされリニューアル販売されることになったのでした。

2022年現在、9種類のオーデ・コロンが発売されています。そのうちの3つ「オー ドゥ ルバーブ エカルラット」と「オー ドゥ シトロン ノワール」「オー ドゥ バジリック プープル」は、2014年より就任している二代目専属調香師クリスティーヌ・ナジェルによるものです。

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『コロン エルメス』シリーズ全9作

2009年


オー ドゥ ジャンシャンヌ ブランシュ

オー ドゥ パンプルムス ローズ

オー ドランジュ ヴェルト

2013年


オー ドゥ マンダリン アンブレ

オー ドゥ ナルシス ブルー

2016年


オー ドゥ ルバーブ エカルラット

オー ドゥ ネロリ ドレ

2018年


オー ドゥ シトロン ノワール

2022年


オー ドゥ バジリック プープル