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【キリアン】アジアン テイルズの全て

キリアン
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アジアンテイルズ

【特別監修】Le Chercheur de Parfum様

 

Asian Tales キリアン・ヘネシーは2007年10月に「バイ・キリアン」(現在は「キリアン」)という名でブランド創業するにあたり、6作品からなるコレクション『ルーヴル ノワール —愛が描く甘い誘惑の世界—』を発表しました。

ブランド創業五周年にあたる2012年3月に『ルーブル ノワール』の姉妹コレクションとして発表されたのが『アジアン テイルズ』でした。「ウォーター カリグラフィー」と「バンブー ハーモニー」からはじまりました。

最終的に2014年までに4作品発表されたこのコレクションのすべての香りは、ディオールのジャドールを生み出したカリス・ベッカーにより調香されました。

私はアジアの文化をアピールするような香りのコレクションを作りたいと思いました。
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いにしえのアジアへと誘う嗅覚の旅

©KILIAN PARIS

©KILIAN PARIS

私が「バンブー ハーモニー」を作ったのは、ちょうど『アラビアン ナイト』コレクションの第一弾の香りを作り終わった後でした。それらはウードを中心に置いていたため、本当に強い香りばかりで、創作の過程で心に大きな負担がかかりました。

そのため、私はスピリチュアルな瞑想の瞬間、なにかこころに平安を与えてくれるような香水を必要としていました。

キリアン・ヘネシー

当初、アジア各国に伝承されている民話・神話・伝説からインスパイアされた〝いにしえのアジアへと誘う嗅覚の旅〟としてスタートしていたのですが、段々、瞑想やスピリチュアルなアジア文化を礼賛する〝精神と時の部屋〟的なコレクションとなりました。

『アジアン テイルズ』のそれぞれの香りは、睡蓮や竹、桃の花、茶、サンダルウッドが香水のインスピレーションの源になっています。

〝ストーリー・香り・ボトル〟これらが三位一体になった香水を作りたいという精神の下に、このコレクションのボトルも、全て手作業で彫刻され、ボトルのエナメルも手作業で塗られています。ボトルの前面の黒色はグロッシーな艶のある黒になっており、シルバーのラベルのプレートには、アジア的な赤色で香りの名とブランド名が彫られ、東洋的なイメージを醸しだしています。

一方、側面はマットな質感のアキレスの盾が施されており、ここで神話的な古典的なイメージを現すことにより、二面性を生み出しています。

キリアンにとって、二面性は、香りと同様全てにおいて非常に大事な要素なのです。アキレスの盾が施されているのは、香水は武器(誘惑)として使うものというだけではなく、自分を守る盾のようなものでもある、という考えからです。

ボトルが入る漆黒のラッカーボックスが木製なのは、日本の漆器からインスパイアされたものでした。それは木の暖かみとラグジュアリーを感じてもらうためです。

そして表面に記載された〝K〟は、キリアン意味だけでなく、新たな香りを見つける、もしくは自分の新たな扉を開ける〝Key〟という意味も持ちます。さらに、アミュレットが添えられており、コイン(8つのKの文字が刻印されている。8という数字は中国では繁栄と幸福をもたらすと信じられている)と赤のタッセルが取り付けられています。

このボックスの制作には3か月かかり、ラッカーは13回重ね塗りされています。

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コレクション全四種類

2012年


ウォーター カリグラフィー(カリス・ベッカー)

バンブー ハーモニー(カリス・ベッカー)

2013年


フラワー オブ イモータリティ(カリス・ベッカー)

2014年


インペリアル ティー(カリス・ベッカー)