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【コロンビアーナ】クリスチャン・ルブタンを履いた女殺し屋

その他の現代の女優たち
その他の現代の女優たち
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【コロンビアーナ】

スタイリッシュに闘うヒロインの映画は観ていてワクワクします。『レオン』『ニキータ』のリュック・ベッソンが製作し、脚本を担当した『コロンビアーナ』は、記憶にずっと残るような作品ではありませんが、「絶対にあり得ない」「100回くらい死んでる不死身さ」を無邪気に楽しめる娯楽作品です。

監督は「不死身映画」を撮らせたら三本の指に入る、『トランスポーター3 アンリミテッド』(2009)『96時間/リベンジ 』(2012)のオリヴィエ・メガトン監督です。

最も重要なポイントである〝闘うヒロイン〟を演じているのは2024年に『エミリア・ペレス』でアカデミー助演女優賞を獲得し、当時『アバター』(2009)で人気の絶頂に立っていたゾーイ・サルダナ(1978-)です。本格的にバレリーナを目指していた人なので、姿勢が美しく、アクションが映えます。

ストーリーは、コロンビアでマフィアの幹部の娘として生まれた美少女カトレアが、惨殺された父と母の仇を討つためにアメリカで殺し屋になるという、期待通りの〝リュック・ベッソンが見た修羅の国〟設定です。さて『コロンビアーナ』で印象的なカトレアの三つのファッションをあげてゆきましょう。

このポスターのキャッチコピーがとても素敵です。

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男たちを巧みに油断させるクリスチャン・ルブタンのシューズ

カトレアが一番最初のシーン。スーパーモデルとスーパーカー大好きなリュック・ベッソンイズム満開です。

リアーナにそっくり!

シューズはクリスチャン・ルブタン

このパイソンレザーのチェーンバッグがとてもスタイリッシュ!

どこのブランドのバッグなのでしょう?

このボディコンドレスが2010年代のクラブっぽくて懐かしいです。

ルブタンのレッドソール

最高の女の作り方は、現在のトレンドなるものに踊らされることなく、芸能人を使って、販売促進を図る、魂のないブランド・アイテムを追いかけることなく、10年以上前の映画を観て、自分の感性で、不滅のスタイルを見つけ出すことです。

映画の素晴らしさとは、まるで動くファッション・カタログのように、その時代のファッション・ブランドの精神を感じ取ることが出来ることです。2010年8月に撮影されたこの作品で唯一認識できるラグジュアリー・ファッション・ブランドのアイテムは、クリスチャン・ルブタンのオープントゥパンプスでした。

殺し屋として成長したカトレアが、留置所から殺しのターゲットに近づくために、パトカーに自ら体当たりし、酔っぱらった娼婦(またはパパ活女子)に変装する時に履いているのがこのルブタンです。リアーナ風のウィッグとパイソンレザーのチェーンバッグであわせています。

当時、ルブタンを履いていた女性の半分以上が、少し前のディオールのレディディオールのように、人に公言することの出来ないお金の稼ぎ方をされている方々でした。しかし、ファッション文化とは、このような〝限りなくブラックに近いグレーゾーンで生きる人たち〟によって、積み上げられてきたものなのです。

1993年にレッドソール(赤い靴底)を発明し〝世界一美しい女性の脚を生み出す男〟と呼ばれたクリスチャン・ルブタンは、今ではそれ程でもないのですが、この時期、全世界の女性にとっての憧れのシューズ・ブランドのひとつでした。

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印象的なカトレアのファッション①:ミリタリールック

ボディコンドレスから女子トイレで着替えて逃走する時のミリタリー・ファッションが『レオン』のマチルダを思い出させ、キュートです。

ニット帽にアビエイターサングラス、タンクトップにショートパンツの上からミリタリージャケット(ネルシャツと一体型)に、ミリタリーブーツの絶妙な組み合わせです。

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印象的なカトレアのファッション②:レザージャケット

クリフ・カーティス(『トレーニング・デイ』の彼は、世界一ブラックタンクの似合う男の一人でした)演じるエミリオ叔父さんから警告を受けるシーンでカトレアが着ているレザージャケットがとてもスタイリッシュです。ジーンズとスエードブーツとの相性も抜群です。

作品データ

作品名:コロンビアーナ Colombiana(2011)
監督:オリヴィエ・メガトン
衣装:オリヴィエ・ベリオ
出演者:ゾーイ・サルダナ/クリフ・カーティス/ジョルディ・モリャ/レニー・ジェームズ