ジェームズ・ボンド 『007 消されたライセンス』Vol.3|傷だらけのティモシー・ダルトン 一番の致命傷は、『007 死ぬのは奴らだ』と同じく敵の存在がただの麻薬組織だったところにあります。これだと青少年はまったくときめきません。ボンドムービーは、(大人だけでなく)青少年が見て、憧れる設定じゃないといけないのです。 2020.03.10 2024.03.17 ジェームズ・ボンド
ジェームズ・ボンド 『007 消されたライセンス』Vol.2|ネクタイを締めないボンド=ティモシー・ダルトン ジェームズ・ボンドの美学。それはノータイで済ますことが出来るシーンでもネクタイを着用するところにあります。ネクタイとは、女性にとってのコルセットであり、男性の男性らしさがより突出するアイテムなのです。 2020.03.09 2024.03.17 ジェームズ・ボンド
ジェームズ・ボンド 『007 消されたライセンス』Vol.1|ティモシー・ダルトンの冴えないボンドスーツ 007シリーズ第16弾にして、四代目ジェームズ・ボンド=ティモシー・ダルトン(1946-)の二作目かつ最後の作品となった本作のボンド・ファッションは、一言で言うと特筆すべきところは全くありません。 2020.03.08 2024.03.17 ジェームズ・ボンド
ジェームズ・ボンド 【007 リビング・デイライツ】ティモシー・ダルトンの四代目ニュー・ボンド誕生 記念すべき15作目にして、久しぶりのニュー・ボンドの登場と相成りました。ギリギリまで決定していたピアース・ブロスナンは諸事情によりキャンセルとなり、シェイクスピア俳優ティモシー・ダルトンによる四代目ボンドの誕生です。〝危険を生きるニュー・ジェームズ・ボンド〟がここに登場したのでした。 2020.03.07 2024.03.17 ジェームズ・ボンドボンド ガール
ボンド ガール 『007 リビング・デイライツ』Vol.4|マリアム・ダボとニュー・マネーペニー 1982年にアメリカのテレビドラマでダイアナ妃を演じたキャロライン・ブリス(1961-)は、二代目マネーペニーとして、ロイス・マクスウェルの後を継ぎ登場します。ボンドに対して、「音楽が好きだったの?私の部屋にバリー・マニロウを聴きにこない?」という素敵なセリフを放ちます。 2020.03.04 2024.03.17 ボンド ガール
ジェームズ・ボンド 『007 リビング・デイライツ』Vol.2|ティモシー・ダルトンとKENZO ジェームズ・ボンドがKENZOを着るのは後にも先にもこの作品だけです。KENZOは1983年からメンズラインをスタートしていました。控えめで、スパイという仕事柄目立たないカラーアンサンブルです。それでいてスタイリッシュさも兼ね備えており、そこがロジャー・ムーアのボンドとの明確な違いです。 2020.03.02 2024.03.17 ジェームズ・ボンド
ジェームズ・ボンド 『007 リビング・デイライツ』Vol.1|ティモシー・ダルトン、四代目ジェームズ・ボンド登場 58歳のジェームズ・ボンドから若返ったティモシー・ダルトンという俳優は、王立演劇学校あがりの筋金入りのシェイクスピア俳優です。そんな演技力抜群のニュー・ボンドをロイヤル・プレミアで見たダイアナ元妃は「彼こそ原作のイメージ通りのボンドだわ!」と大絶賛したのでした。 2020.03.01 2024.03.17 ジェームズ・ボンド