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ジョー・マローン・ロンドン

【ジョー マローン】スカーレット ポピー コロン インテンス(マティルデ・ビジャウイ)

ジョー・マローン・ロンドン
©Jo Malone London
この記事は約4分で読めます。

スカーレット ポピー コロン インテンス

原名:Scarlet Poppy Cologne Intense
種類:コロン・インテンス
ブランド:ジョー・マローン・ロンドン
調香師:マティルデ・ビジャウイ
発表年:2021年
対象性別:ユニセックス
価格:50ml/22,880円、100ml/32,890円
公式ホームページ:ジョー・マローン・ロンドン

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本当にステキな〝紅いジョー・マローン〟

©Jo Malone London

ジョー・マローン・ロンドンから2021年最初の新作として、1月8日に発売された「スカーレット ポピー コロン インテンス」は、コロン・インテンス第十六弾にして初のレッドカラーボトルで登場しました。

マティルデ・ビジャウイにより調香されたこの香りの構想は、彼女が、2017年から18年にかけてジョー・マローンのクリエイティブ・ディレクターであるセリーヌ・ルーと、英国の黄金色の田園風景にインスパイアされた「イングリッシュ フィールズ コレクション」のための5種類の香りを調香していたときに芽生えました。

それは、コレクションのうちのひとつである「ポピー & バーリー コロン」のインテンス・ヴァージョンを生み出そうというアイデアでした。


二人は、新たにオニゲシ(オリエンタル・ポピー)という、(トルコやイランの)大草原地帯が原産地であるポピーの存在を知り、1m~1.5mにもなる花茎に、花径10~20cmにおよぶ大輪の花を咲かせるという壮大さを是非香りにしたいと宿願したのでした。

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ジョー・マローン版「ロストチェリー」

©Jo Malone London

この香りを嗅ぐと、今いる場所から遥か遠くに離れた場所に飛んでいくようなそんな気分にさせる、エキゾチックかつロマンティックなムードになる香りを生み出したいと思いました。

セリーヌ・ルー

想像を絶するような広大な平原に逞しく大輪を咲かせる〝紅のポピー〟。もっともっと近くで太陽を見たいのですと競い合うように高く高く花を咲かせようとするこのポピーの香りは、ムスキーなアンブレットに、ジューシーなイチジクが溶け込んでいく優しい甘さからはじまります。

すぐにアイリスがビロードのように折り重なりながら、そこはかとない大地の香りで包み込み、温かい空気にアーシィーさを追加してゆきます。そして、ポピーをイメージしたフローラルノートと(アーモンドのような)ヘリオトロープが現れます。

その瞬間、香りは、トム・フォードの「ロストチェリー」のような芳香を放つようになります。やがて、ぬかから採ったアブソリュートをブレンドすることにより生み出された黄金色に輝く大麦の香りにトンカビーンがクリーミーに混ざり合います。

そして、肌を愛撫するように柔らかく仄かに甘い穀物の香りが溶け込んでゆきます。この香りが、非常に魅力的なのは、そんな肌の奥深くに透き通るようなチェリーをたくさん生み出していくところにあります。肌馴染みが最高に良い(=言われないと気づかれない可能性もある)「お肌に漬け込まれたサクランボの香り」です。

ポピー & バーリー コロン」とコンバイニングすると、チェリーは一皮剥け、ポピーの香りになるという不思議な香りです。

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香水データ

香水名:スカーレット ポピー コロン インテンス
原名:Scarlet Poppy Cologne Intense
種類:コロン・インテンス
ブランド:ジョー・マローン・ロンドン
調香師:マティルデ・ビジャウイ
発表年:2021年
対象性別:ユニセックス
価格:50ml/22,880円、100ml/32,890円
公式ホームページ:ジョー・マローン・ロンドン


トップノート:アンブレット
ミドルノート:オリス、イチジク、ポピー
ラストノート:トンカビーン、ヘリオトロープ、バーリー