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その他の伝説の女優たち

ルース・ゴードン 『ローズマリーの赤ちゃん』7(3ページ)

その他の伝説の女優たち
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常にドリンク片手に登場するミニー。

ミニー・カスタベット・ルック11 アメーバー柄
  • アメーバー柄のオレンジトップス
  • イエローリボン
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とにかく、この飲み物を飲ませたいらしい。

ミニー・カスタベット・ルック12 ピンクワンピ
  • ネオンピンクのワンピース
  • イエローのカーディガン(かなりのお気に入り)
  • マルチカラーのシルクスカーフを頭に巻く
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こんな2人が歩いてきたら、圧倒されるはず!

カスタベット夫妻、ニューヨークから旅に出る!

実際のルース・ゴードンは、すごく思慮的な人とのことです(ミア談)

ミニー・カスタベット・ルック13 トラベル・スーツ
  • 白の半袖のワンピース
  • 白のレザーのハンドバッグ
  • 赤地に黄柄のスカーフ
  • 二連のパール・ネックレス
  • 白のローヒールパンプス
  • ベール付きフローラル・ヘッドドレス
  • 白のショートグローブ

ルースは、この映画で一緒になるずっと前から親しい友人だ。いつも元気で情熱に溢れ、一緒にいて心から楽しい人。そのうえ洞察力が鋭く、いつもことの本質をたちまち見抜いてしまう。

ミア・ファロー

ロマン・ポランスキー監督とローズマリーの夫ガイを演じるジョン・カサヴェテス(インディペンデント映画の父)の仲は、どんどん険悪になり、映画の最終シーンで、ついにジョンはロマンをおおっぴらに批判し、ロマンは皆の前でジョンに「だまれ!」と怒鳴りました。二人は睨み合い、拳を固めてにじり寄り、ミア・ファローは、ただただおろおろしている中、ルース・ゴードンが言い放ったのです。「どうしたって言うのよ。さあ、仕事にかかりましょう」。もう少しで、決裂しかけた場を、彼女はこうして何回も救っていたのでした。

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悪魔を演じた天使

1896年生まれ。撮影当時71歳でした。

カスタベッツ夫妻の存在感が、本作の骨子でした。ホラー映画は、若者ばかりよりも大人だらけのもののほうが面白いです。

ミニー・カスタベット・ルック14 悪魔を召喚するドレス
  • サイケデリック柄のシフトドレス

そして、最後にこの男ローマンを忘れてはならない!

「悪魔が父親だ!地獄から現れ人間の女に子供を!悪魔の子の名はエイドリアン!夢ではない、神は死んだ! 悪魔は蘇った!われらの主の紀元一年が今ここに始まる!神は倒れ、我々の時代が!悪魔に栄光を!エイドリアンに栄光を!」と吠えるローマン。狂いすぎていて、カッコいいです。

ローマンを演じたシドニー・ブラックマー(1895-1973)は、1950年に『愛しのシバよ帰れ』の舞台でトニー賞演劇主演男優賞を受賞しています。

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見事、アカデミー助演女優賞獲得


そして、見事73歳にしてアカデミー助演女優賞に輝いたのです。この時のピンクのイブニングドレス姿は、本作におけるミニー・カスタベッツのイメージを完全に払拭するエレガントなムードに満ち溢れていました。