マイ バーバリー ブラッシュ
原名:My Burberry Blush
種類:オード・パルファム
ブランド:バーバリー
調香師:フランシス・クルジャン
発表年:2017年
対象性別:女性
価格:10ml/4,950円、30ml/10,560円、50ml/14,300円、90ml/20,350円
販売代理店ホームページ:ラトリエ デ パルファム
ラグジュアリーブランドに毒されていない若さを毒する最初の青林檎。

©Burberry

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当時、バーバリーのCEO兼クリエイティブ・ディレクターだったクリストファー・ベイリーの監修の下2014年9月に発売された「マイ バーバリー」のフランカーとして、2017年9月に発売された「マイ バーバリー ブラッシュ」は、オリジナル版と同じくフランシス・クルジャンにより調香されました。
それは「朝の光に満ちたロンドンの庭園」と「ハニーピンク・トレンチコート」をイメージした、開花したばかりのみずみずしい花々の魅力をとらえた、上品なフルーティフローラルの香りです。
〝ブラッシュ=赤面する〟という単語が並べられたこの香りは、「はじめて手にする本格的なフレグランス」という位置づけの香りです。それはまだラグジュアリー・ブランドというものに毒されていない若さを毒する最初の青りんごとしての〝マイ バーバリー〟です。
アダムとイヴが林檎を食べた瞬間の香りが、素肌を若めかせる

©Burberry

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シュワっと弾ける、酸っぱいレモンと甘く艶やかなザクロの鮮やかなフルーツのきらめくハーモニーからこの香りははじまります。すぐにシャキシャキとしたグリーン・アップルと繊細なピンクのローズペタルが溶け合い、洗練されたジューシーなローズの香りを広がらせてゆきます。
やがて、あくまでもフルーティーさの邪魔をせずに、その魅力を引き立てるようにジャスミンとウィステリアが、高級石鹸のような柔らかな花とひとまとめになり、まるで朝露ににほいそめたる春の庭を、妖精が軽やかに駆け抜けていくような、フレッシュかつクリーミーな明るさで満たしてくれます。シンプルに幸せを運んでくれるような香りです。
若い女性がこの林檎の香りを身に纏うと、すなおで自然な感じのまま「私」を出す、無邪気な美しさで包み込んでくれます。一方、40代や50代の女性がこの林檎の香りを身に纏うと、生まれ変わったように、息づく肌を感じさせてくれることでしょう。つまりは若返りの林檎の香りでもあるのです。
ガラス製のボトル・デザインのピンク・カラーのリボンは、英国製のコットンギャバジンを使用しており、ダークホーンフィニッシュのボトルキャップには、トレンチコートのボタンのデザインが取り入れられています。
キャンペーン・モデルは、前回に続き、英国人女優リリー・ジェームズです。マリオ・テスティーノにより撮影されたイメージは、トレンチコートを着て、スタイリングは決まっているのですが、どこか背伸びした女性の恥ずかしさが示されており、この香水のイメージと見事に合致しています。
香水データ
香水名:マイ バーバリー ブラッシュ
原名:My Burberry Blush
種類:オード・パルファム
ブランド:バーバリー
調香師:フランシス・クルジャン
発表年:2017年
対象性別:女性
価格:10ml/4,950円、30ml/10,560円、50ml/14,300円、90ml/20,350円
販売代理店ホームページ:ラトリエ デ パルファム
トップノート:レモン、ザクロ
ミドルノート:ローズペタル、グリーンアップル、ゼラニウム
ラストノート:ジャスミン、ウィステリア