ラスト・ウエディング
マリリン・モンロー・ルック14 ウエディングドレス
- 白のヘッドピース
- ホワイトレースのウエディングドレス
- 白のハイヒールサンダル
幻のコスチューム=ナイトガウン
マリリン・モンローがダイヤモンドより輝いた瞬間
マリリンが来てから髪を綺麗にセットして、メイクアップも済ませ、さて衣裳という段取りになって、あ、いけない、シャワー浴びるの忘れてたわ、なんてこともしょっちゅうでした。
グラディス・ウィッテン
1953年6月26日、マリリン・モンローが、ジェーン・ラッセルと共に、チャイニーズ・シアターの前の歩道に手形・足形を取る事になりました。その日朝、マリリンは、専用のヘアドレッサー・グラディス・ウィッテンに「すぐに来て!どの服を着たらいいかわからないの!」と電話の先でパニックになっていました。
「ラッセルはセメントで胸形をとったほうがいいのに」(そして、自分は尻形を取りたいと提案するも却下された)とリップサービスをしていたマリリンでしたが、「マリリンは名実共に押しも押されもしないスターの仲間入りをして有頂天だったが、どこか怯えているようだった」とジェーン・ラッセルは回想しています。
21世紀の今、マリリン・モンローの映画を見て、現代の私達にもっとも伝わりやすい所は、「女性から見ても魅力的な女性とは何か?」ということです。マリリンの魅力は、彼女の映画を見るまでは、圧倒的な〝ハリウッドスター〟というイメージなのですが、ひとたび彼女の映画を見ると、とても親しみやすい友達の様に感じ、つい〝マリリン〟と呼びかけたくなる衝動に駆られます。
そして、同性から見て、守ってあげたくなる雰囲気も持っています。これこそが、マリリンにだけ備わる他のハリウッドスターとの明確な違いなのです。「私は、オンナが強くなるべきなんてことに興味はないの!ただ愛されたいだけなの!」これが、マリリンの魅力なのです。