ウォモ アーバンフィール
原名:Uomo Urban Feel
種類:オード・トワレ
ブランド:サルヴァトーレ・フェラガモ
調香師:アルベルト・モリヤス、マリー・サラマーニュ
発表年:2019年
対象性別:男性
価格:30ml/6,490円、50ml/8,800円、100ml/12,210円
販売代理店ホームページ:KAWABE
ブルースーツを着て、ベルガモットのシャワーを浴びる。
サルヴァトーレ・フェラガモから3年ぶりにリリースされた新しいメンズフレグランスとして2016年9月に発売された「ウォモ」は、ちょっと困難なことが起こっても、飄々として、笑顔で切り抜けてしまう、そんなイタリア人のような魅力にあふれる(25歳から35歳の)男性に捧げる香りでした。
その第四弾として2019年6月に発売されたのが「ウォモ アーバンフィール」です。海辺にある都会で飲むアロマティックなコーヒーをイメージした香りです。アルベルト・モリヤスとマリー・サラマーニュにより調香されました。
イタリアの陽光を感じさせるフレッシュなベルガモットと、潮風×海水のようなアンブロキシド(=水も滴るイイ男を演出する合成香料)がこの香りの主役です。最初から最後まで徹頭徹尾「ブルー系」の香りです。
そんな「ウォモ アーバンフィール」は、『甘い生活=ドルチェヴィータ』時代のローマを思わせる優雅なる男達から漂ってきそうなベルガモットが爽やかに弾ける香りからはじまります。
そこにジューシーなレモンと、ハーバルなクラリセージが注ぎ込まれ、ほんのりとその背景に、アロマティックなコーヒーの芳香が漂います。それはまるでスタイリッシュな大都会のカフェテリアで、淹れたてのコーヒーを味わうようなリラックス感に包まれるようです。
すぐにベルガモット×クラリセージのアロマティックグリーンなコーヒーの香りに、マリンノート(アンブロキシド含む)=ブルーの香りが、イタリアの海上都市の洗練された潮風を運んでくれます。
やがて、クミンにより生命力を増しているドリフトウッドが、シダーウッドと絡み合い、ほんのりスパイシーウッディなフレッシュコーヒーの余韻を与えてくれます。どうやら、ボトルカラーのようなネイビーブルーのスーツに着替えて、颯爽とオフィスへと向かう、そんな軽快な気分を誘います。
だんだんと香りは、ラブダナムとパチョリ、インセンスにより、スモーキー・ウッディさでほとんど目立たないコーヒーの香りに奥行きを与えながら、ベルガモットとアンブロキシドのフレッシュな残り香に滑らかさを与えてゆきます。
ルイ・ヴィトンの「リマンシテ」や、シャネルの「ブルー ドゥ シャネル」、ディオールの「ソヴァージュ」を連想させるブルー系の香りです。
香水データ
香水名:ウォモ アーバンフィール
原名:Uomo Urban Feel
種類:オード・トワレ
ブランド:サルヴァトーレ・フェラガモ
調香師:アルベルト・モリヤス、マリー・サラマーニュ
発表年:2019年
対象性別:男性
価格:30ml/6,490円、50ml/8,800円、100ml/12,210円
販売代理店ホームページ:KAWABE
トップノート:オゾン・ノート、クラリセージ、ベルガモット、コーヒー
ミドルノート:クミン、ドリフトウッド、シダー
ラストノート:アンブロキシド、ラブダナム、インセンス、パチョリ