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【エルメス】ローズ アマゾン(ジャン=クロード・エレナ)

エルメス
©Hermès
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ローズ アマゾン

原名:Rose Amazone
種類:オード・トワレ
ブランド:エルメス
調香師:ジャン=クロード・エレナ
発表年:2014年
対象性別:女性
価格:100ml/23,320円

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21世紀のアマゾネスたちへ

©Hermès

エルメスは、1974年に、ギリシア神話に登場する女戦士だけの騎馬部族アマゾーン=アマゾネスからインスパイアされた、女性と馬を結びつけた香り「アマゾン」を生み出しました。それは70年代のウーマンリヴ運動を背景に、社会進出する女性の強さを表現した香りでした。

「アマゾン」は、1989年に再調香され現在も販売中です。そんな「アマゾン」を21世紀風にアレンジしたのが「ローズ アマゾン」です。

オリジナルが表現した社会進出する女性の香りから進化し、21世紀の社会で成功した女性像へと昇華させたフルーティフローラルの香りは、2014年にジャン=クロード・エレナにより調香されました。

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〝タフで、クールで、やさしい〟女性の香り

ボトルを後ろから見ると、乗馬する淑女が…©Hermès

〝タフで、クールで、やさしい〟そんな女性を表現したこの香りは、フレッシュなピンクペッパーのファンファーレの中、グレープフルーツが颯爽と現れます。そして、酸味の効いたレモンと苦いベルガモット、ジューシーなマンダリン・オレンジがその後に続きます。

すぐに、オリジナルの「アマゾン」で重要な役割を担っていた甘いラズベリーとグリーンなブラックカラントが到来します。さらにレッドカラント、ブラックベリーを追加し、シトラスは、フルーティな夕陽に向かって走り出すのです。

やがて、夕陽に照らされ、クリーミーな森林が緑の光線を放つ中、甘やかなローズが、涼しげに、凛とした花を咲かせてゆくのです。かくして、酔わせるようなラズベリーとブラックカラントがブレンドされたダークでミステリアスなフルーティローズの誕生と相成るのです。

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香水データ

香水名:ローズ アマゾン
原名:Rose Amazone
種類:オード・トワレ
ブランド:エルメス
調香師:ジャン=クロード・エレナ
発表年:2014年
対象性別:女性
価格:100ml/23,320円


トップノート:レモン、ベルガモット、マンダリン・オレンジ、グレープフルーツ、ブラックカラント、レッドカラント
ミドルノート:ラズベリー、ブラックベリー、ローズ、フローラルノート
ラストノート:アンバー、バニラ、ウッディノート