ブロッサムズ スモーク
原名:Blossoms Smoke 57
種類:オード・パルファム
ブランド:パルル モア ドゥ パルファム
調香師:ロマン・アルメラック
発表年:2024年
対象性別:ユニセックス
価格:50ml/15,400円、100ml/25,300円
販売代理店:ラトリエデパルファム

巨匠ミシェル・アルメラックの息子ロマンの挑戦

©Parle Moi de Parfum

ロマン・アルメラック ©robertet group
2016年に創業されたパルル モア ドゥ パルファムから2024年(日本では2025年4月23日に発売)に発売された「ブロッサムズ スモーク」は、〝黒と白のコントラスト〟〝花びらと燃え盛る炎、柔らかさと力強さの対比〟を描き出すオリエンタルフローラルの香りです。
巨匠ミシェル・アルメラックの長男であり、2024年4月にロベルテの調香師に就任したばかりのロマン・アルメラックにより調香されました。〝咲き誇る煙、花びらの煙〟という意味があります。
この香りの名は〝Blossoms Smoke 57〟。ちなみに、最後についている数字は、試作回数を示しているのですが、この香りの試作回数は57回ということになります。
ロマン・アルメラックは、ニューヨークとパリのロベルテ社でセールス・マネージャーとして約15年間活躍した後、父から指導を受け調香師を目指すようになりました。
炎の中で咲き誇る花の香り

©Parle Moi de Parfum
燻製でもシガレットでもお香でもない、煙の香りに乗って、大地の恵みをたっぷり受け止めたアーシィーなベチバーのスモーキーさと溶け合うようにしてこの香りははじまります。とても独特な強い焦げ感が感じられるスモーキーさからはじまります。
すぐに生花のようなアイリスとジャスミンとネロリを中心としたホワイトフローラルがふわっと花を咲かせてゆきます。ここで光のように煌めく花の輝きと、暗闇の中で妖しく揺らめく煙のコントラスト=〝花びらの煙〟が素肌の上に漂ってゆきます。
そしてクリーミーなバニラとトンカビーンが注ぎ込まれ、炎の中で咲き誇る花のように、ひとまとめになり、柔らかなレザーと灰のようなスモーキーさのかなりハイセンスなモード感も感じられる、ミステリアスなオリエンタル・グルマンの余韻に満たされてゆきます。
まるでカイザー・ソゼの香り

この香りのストーリーである、燃え盛る炎と立ち上る黒煙の中でも咲き誇る花という話から、『ユージュアル・サスペクツ』(1995)のカイザー・ソゼを思い出してしまいました。
ソゼはちっぽけな麻薬ディーラーとして犯罪の道を歩み始めました。しかし、恐ろしいことに、ある日の午後、ソゼが家を留守にしていた時、ハンガリーのライバルのギャングたちが彼を脅迫しようと、彼の家族を人質に取り、彼の妻を強姦しました。
そして、帰宅したソゼの目の前で、彼の子供たちの喉を切り裂きました。ここで、ソゼは復讐の決意の強さを見せるため、自身の家族とハンガリーギャングを一人を除いて全員射殺し、最後の一人は仲間にこの出来事を伝えさせるため立ち去らせました。
そして家を燃やし、ソゼは、全てを捨て、生まれ変わり、ハンガリーマフィアの仲間、彼らの家族、友人の端々に至るまで虐殺し、強大な犯罪帝国を築いたのでした。やがて彼は、自分が存在しないと世界に信じ込ませることに成功し、伝説となるのでした。
香水データ
香水名:ブロッサムズスモーク
原名:Blossoms Smoke 57
種類:オード・パルファム
ブランド:パルル モア ドゥ パルファム
調香師:ロマン・アルメラック
発表年:2024年
対象性別:ユニセックス
価格:50ml/15,400円、100ml/25,300円
販売代理店:ラトリエデパルファム

トップノート:ジャワ島産ベチバー
ミドルノート:ホワイトフラワーアコード
ラストノート:ベネズエラ産トンカビーン、ブルボンバニラ
