フレグランスコーナー・カワベ 大阪高島屋
場所 大阪・難波
住所 大阪府大阪市中央区難波5丁目1−5 大阪髙島屋 1階 化粧品売場
電話 06-6632-9719
日本でもっとも素晴らしいチーフの方がおられるカワベのカウンターは、大阪高島屋にあります。ここの女性チーフ様は、カワベの香水(ブルガリ、アクアディパルマ、ミラーハリス)だけでなく、他ブランドの香水についても豊富な知識をお持ちの方です(フレグランスコーナー 阪急うめだ本店にも出勤しておられるとのことです)。
カワベのトップオブトップ
ブルガリ、ミラー・ハリス、アクアディパルマ、クリード、ヴァン・クリーフ&アーペルといった香水の日本代理店であるカワベは、日本全国にジューシィジュエルという名の直営店または百貨店カウンターを持っています。
カワベの百貨店カウンター一覧(関東・関西のみ)
- 西武池袋本店
- 小田急ハルク
- 伊勢丹 新宿本店
- 伊勢丹新宿メンズ館
- 京王百貨店 新宿店
- 銀座三越
- 松屋銀座
- 阪急メンズ東京
- そごう横浜 1階化粧品KAWABEフレグランスコーナー
- そごう 千葉店
- 阪急 うめだ本店
- 阪急メンズ大阪
- 阪神 梅田本店
- あべのハルカス近鉄本店
- 髙島屋 大阪店
- 神戸阪急
東京には、西武池袋本店、小田急ハルク、伊勢丹新宿本店/メンズ館、京王百貨店 新宿店、銀座三越、松屋銀座、阪急メンズ東京に百貨店カウンターがあるのですが、都内で最も印象に残る販売員がおられるのは松屋銀座です(お店は手狭な感じですが、サブチーフの女性の方が本当に素晴らしいです)。
しかし、基本的にそれ以外の店舗の販売員の方々は、説明に奥行きがなく、資料を暗記して伝えている(暗記さえもしておられず、資料をめくりながら説明される方もおられます)だけのような学芸員のような説明をされるので、カワベの販売員=退屈な接客というイメージがついて回っています。←ここ一年でカワベの販売員の方々の接客力は飛躍的に上がっています。だからこそ香水業界で最悪の給与体系を改善していくべきだと思います。でないと頑張っている販売員の皆様が可哀そうです。
一方、大阪には、阪急うめだ本店、阪急メンズ大阪、阪神梅田本店、あべのハルカス近鉄本店、神戸阪急、大阪高島屋に百貨店カウンターがございます。そして、この中でも大阪高島屋の女性チーフの方の接客は、ずば抜けています(フレグランスコーナー 阪急うめだ本店にも出勤しておられるとのことです)。
以下、この方の接客の素晴らしさについて箇条書きしてみます。
- ひとつひとつの商品を丁寧に自分の言葉でお伝えする能力。そして、調香師に対する知識。
- キザに斜に構えて話すのではなく、優しく寄り添うような接客。(ダメな男性販売員の姿勢の典型例、それは変に気取った話し方をするパターンです。香水はパーソナルなものなので、押し付けられるような接客はとても不愉快です)
- 他ブランドの香りに対する敬意と、知識の深さ。
- 香水カウンセリング力の高さ。
ラトリエデパルファムとも横並びなので、とても香水巡礼しやすい環境だと思います。
関西のカワベのエリア・マネージャー様
さらにもう一人、関西には素晴らしいカワベの販売員の方がおられます。エリア・マネージャーをつとめておられる女性の方です(関東のエリア・マネージャーの男性も素晴らしい方です)。現在は神戸阪急の売り場にも立っておられ、ひとつひとつの香りに対する愛が深く、人当たりが本当によく、明るくて、元気いっぱいな方です。
調香師やひとつひとつの香りの背景の把握に熱心な方で、香水販売歴が長くても、丁寧に香りに向き合う姿勢をお持ちで、本当に素晴らしい接客をされる方です。
私は、カワベの一般的な接客が退屈な理由として、的確なトレーニングが施されていないためだと感じています(販売員様それぞれは本当に潜在能力が高そうな方ばかりです)。しかし、これからの香水代理店及び社員・現場販売員に必要なのは、香りを生み出してくださる職人=調香師の方々への感謝の気持ちなのです。
そのためまずトレーナーが香りに対する知識を常にブラッシュアップし、謙虚に色々なところから学び続ける姿勢を求められます。そして、そんなトレーナーの姿勢をバックアップ出来ない会社は、トレーニングが、おざなりになり、ただ商材を売るだけのトレーニング(ではなく勉強会)になってしまいます。
香水のトレーニングに必要なのは、トレーナーが、販売員に〝香りの世界をお伝えするワクワク感〟を与え、感化していくことなのです。トレーニングは、楽しくなければ意味がないのです。