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カイエデモード香水図鑑より感謝申し上げます|2025年8月23日

2025年8月21日~22日終日に渡りご寄付を募らせて頂きました。日本の香水文化を豊かにしていくお手伝いを微力ながらしていきたいというカイエデモードの活動に対し、多くの方々の賛同を頂き、心より感謝申し上げます。併せて改めて、今までご支援頂いている皆様にも、この場にて感謝申し上げます。

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マドンナ伝説10(4ページ)

マドンナ
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Let your body move to the music

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「ディーパー・アンド・ディーパー」 1992年11月リリース。全米7位、全英6位

これまでのキャリアの中で一番がっかりしたのは、『SEX』の騒ぎのせいで『エロティカ』が忘れられたっていうことね。あの騒動のどさくさですっかり消し飛んじゃって。このアルバムにはとてもいい曲がいくつかあったのに、みんな見向きもしなかった。ほんとにがっかりしたけど、それはアルバムそのものに対してじゃないわ。

マドンナ

「Let your body move to the music」(ただ音楽に身をゆだねて踊るのよ)。「ヴォーグ」の一節が最後に流れます。そのタイミングが見事です。1970年代のアンディ・ウォーホルと彼のアートサロン・ファクトリーに集う様々な分野のアーティストたちの熱気に対するオマージュ。そこにルキノ・ヴィスコンティの『地獄に堕ちた勇者ども』のテイストも絡め合わせたのが本作のPVです。

PVの中のマドンナは、ウォーホルのミューズ、イーディ・セジウィックをベースにしたキャラクターを演じています。メルセデス・ベンツのW111のコンバーチブルをタマラ・ド・レンピッカの絵のように運転します。そして、ウォーホルの映画『悪魔のはらわた』『処女の生血』にも出演していたドイツの個性派俳優ウド・キアの登場と相成ります。例のフィナーレのヴォーグフレーズで、コマネチポーズ(もしくはDXポーズ)を取るウド・キアがカッコ良すぎます。

『ゴッドファーザーPart III』に出演した後の、ソフィア・コッポラも出演しています。そして、印象的なのが、マドンナのメイク担当から女優に転進したデビー・メイザー(1964-)です。1990年の『グッドフェローズ』の役柄と同じような役柄を演じています。



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『ディーパー・アンド・ディーパー』ライブ・パフォーマンス

ガーリー・ショー・ツアー、1993年。

ガーリー・ショー・ツアー、1993年、福岡。